バイオファイナー
バイオファイナーは優れた処理能力を持つ浮上性担体を使用した好気性の固定床型微生物処理装置です。
微生物を高濃度に保持(固定化)できる担体を使用することにより高負荷運転を可能にしました(曝気槽の小型化)。
特徴
- 生物反応(曝気)槽内の微生物を高濃度に保持できるため標準活性汚泥(浮遊)法に比べて、
- 高負荷運転が可能な為、生物反応(曝気)槽が小さくなります。
- 返送汚泥が不要です。
- 汚泥発生量が少なくなります。
- 負荷変動に対して耐久性があります。
- ランダムに充填された担体の中を空気が通過するため、酸素吸収率が高く、曝気に要するエネルギーコストが少なくなります。
- 担体は浮上床の状態で、曝気により緩やかな動きが有るので目詰まりの心配が無く、逆洗操作が不要です。
- 担体のろ過効果で糸状菌等を捕捉するためバルキング問題がなくなります。
- 汚泥返送が不要、バルキング問題がないこと等、運転の維持管理が容易になります。
適用可能な範囲
- 化学工場
- 食品工場(弁当、菓子製造)
- 医薬品工場
- 化粧品工場
- 酒造工場
- 水産加工工場
- 自動車塗装工場
- 石油精製
- 中水道施設などの微生物処理による排水処理設備