千代田化工建設は、1948年、日本が戦後の復興に力強く動き出した時代に「技術による社会への奉仕」をモットーに創立されました。国際社会の要請を的確に捉えながら、研鑽された技術を駆使し、「エネルギーと環境の調和」という経営理念に沿って歩みを続けてきました。
2015年に国連で採択された「パリ協定」では、気候変動の取り組みとして脱炭素社会を目指すという国際社会のコンセンサスが打ち出され、「持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals(SDGs)」を世界共通のゴールとして、企業も事業を通じたグローバルな課題解決への取り組みを強く求められています。
CSRの基盤となる取り組みに加え、グローバル課題の解決と経済成長の両立を目指し、サステナビリティ重要課題を特定しました。
今後、特定された各課題を事業計画に統合し、事業活動を通じてSDGsの達成に向けた取り組みをより一層強化していきます。

重要課題の洗い出しステップ
Step1. 事業領域と課題の抽出
当社事業を通じ、達成可能と考えるSDGsゴールをHSE/CSR目標設定シートを用いて全社から洗い出しました。
- 各種媒体での発信による社内教育ならびに周知
- 従業員アンケート
- ワークショップ

Step2. KPI(重点指標)とマテリアリティの絞込み
Step1で洗い出した課題について、中期経営計画と照らし、①17目標に対する分布を整理し、②社会影響度と事業影響度双方の視点で分析して重要度の高い課題を抽出しました。
SDGs目標テーマ別分布 *横にスクロールできます。
SDGsテーマ分布 (GOAL#別) | 1 貧困撲滅 | 2 飢餓ゼロ | 3 健康福祉 | 4 質のよい 教育 | 5 ジェンダー 平等 | 6 安全な水 | 7 エネルギー 普及クリーン化 | 8 働き甲斐 経済成長 | 9 産業と 技術革新 | 10 不平等 撲滅 | 11 住みよい 町作り | 12 作る責任 使う責任 | 13 気候変動 対応 | 14 海洋保全 | 15 陸上保全 | 16 平和と公正 | 17 パートナー シップ | |
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中期 経営計画 | 環境 ソリューション |
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エネルギー ソリューション |
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技術・ ビジネスモデル イノベーション |
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CSR コア バリュー | プロジェクト 遂行を通じた 技術移転、 現地人材育成 |
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人権の取組 (児童労働、 強制労働禁止、 ダイバーシティ 推進含む) |
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コンプラ イアンス・ ガバナンス の徹底 |
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社会貢献 活動 |
社会影響度と事業影響度の分析


Step3. サステナビリティ重要課題の特定
Step2で洗い出した重要課題について、グループCSR連絡会で討議精査した結果をCSO(Chief Sustainability Officer)の承認を経て確定。
千代田化工建設のマテリアリティとSDGs
*横にスクロールできます。
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目指す姿 | 目指す姿 プラント建設を通じ、世界中のすべての人々のエネルギーアクセスを確保し、インフラ整備に繋げることで、エネルギーの安定供給を目指します。多様なエネルギー需要に対応し、環境負荷の少ないLNGプラント建設から、再生可能エネルギー供給への寄与、水素サプライチェーンへの取り組みによりエネルギー供給と環境の調和の両面で価値を創出し、持続可能な社会を目指します。 |
目指す姿 プラント建設国の経済・産業基盤の構築を実現するとともに、 AI・デジタル革新技術を統合し、顧客の資産価値向上や、技術伝承によるグローバル人財の育成や雇用創出にも取り組み、産業と技術革新の基盤確立に貢献します。さらに医薬・ライフサイエンス分野においても高い技術によるソリューション提供を礎に、社会課題解決に取り組んでいきます。 |
目指す姿 産業の発展と地球環境の両立は、当社の創業当時からの重要なミッションです。地球環境と人間社会が持続可能であるために、エンジニアリングで気候変動への対応や炭素循環型社会の実現を目指します。グローバル課題の解決に向け、新たな技術開発にも挑戦し、リーディングカンパニーであり続けます。 |
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