language language
Global
search

SPERA水素®
千代田の水素供給事業

水素エネルギーは究極のクリーンエネルギーとしてその利用の実現が期待されています。その普及には、水素を石油や天然ガスのように大規模に貯蔵・輸送する技術が必要ですが、これまでにそのような技術はありませんでした。千代田は、世界に先駆けて水素を大規模に貯蔵・輸送する技術を開発しました。この技術によれば、水素を常温・常圧の液体として扱うことができます。また、タンク、タンカー、タンクローリーなどの既存の石油供給インフラの転用が可能なため、設備投資を抑えたインフラ整備が可能です。

2016年11月に発効されたパリ協定では、世界共通の長期目標として気温上昇を産業革命前から2℃以下とすることや1.5℃に抑える努力を追求することなどが謳われています、日本政府も2050年までに、温室効果ガスの80%排出削減を目指すことを閣議決定しています。

その目標を達成するには再生可能エネルギーの普及が不可欠です。再生可能エネルギーは自然に左右されて変動しますが、その場ですぐに使用しない分で水素を製造して、水素エネルギーとして貯蔵・輸送することも可能となり、再生可能エネルギーの普及にも役立ちます。

今、政府は水素エネルギーの普及を積極的に推進しています。2014年に発表した水素・燃料電池戦略ロードマップでは、2020年までに海外から水素を貯蔵・輸送する技術の実証、2030年頃までに水素発電の本格導入、2040年頃には再生可能エネルギーから製造したCO2フリー水素の本格的な国内利用を目指すことがそれぞれ明記されています。千代田は、水素を発電燃料に使用することを主な目的として、さらに水素ステーションや地域でコジェネレーションとして使用する分散型利用も視野に入れて、水素サプライチェーンをつくっていきます。

*SPERA水素:
SPERAとは、ラテン語で「希望せよ」という意味を持つ言葉。この水素技術によって世界中の人々によりよい未来を希望してもらいたい、それを実現してもらいたい。という千代田の想いを込めたネーミングです。


国のロードマップに呼応する形で、千代田は、水素を発電燃料として使用することを目的に、2020年、海外から水素を日本に輸送する水素サプライチェーンの実証を行います。すなわち、千代田が開発したSPERA水素技術を用い、ブルネイ・ダルサラーム国に水素化プラント、川崎市臨海部に脱水素プラントをそれぞれ建設して、2020年にブルネイで製造した水素を、常温・常圧下で液体の形で日本へ海上輸送し、川崎市臨海部で気体の水素に戻して発電燃料として供給します。これは、NEDOの支援を受けての事業であり、世界に先駆けた国際間の水素サプライチェーン実証になります。その後段階的に、水素サプライチェーンを社会実装していきます。



経済産業省「水素・燃料電池戦略ロードマップ改訂版」(2016)を基に作成