石油化学・化学プラント

写真提供:鹿島アロマティックス株式会社

C4、C5系誘導品

ナフサなどを原料としたエチレンプラントから、C4 (BB)留分やC5留分の中に反応性に富んだ物質が副生されます。特にC4留分中のブタジエンとC5留分中のイソプレンは、自動車のタイヤなどの合成ゴムの原料であり有用な化学品です。


[ C4、C5留分からの誘導品マップ ]

主な実績

ナフサの熱分解副生されるC4 (BB)留分の約50%がブタジエンであり、通常、抽出蒸留と呼ばれる特殊な蒸留技術で分離されます。千代田はこれまで、ノルマルメチルピロリドン(NMP)やジメチルホルムアルデヒド(DMF)の溶剤を使用するプロセスのプラントを多数建設しています。
また、1990年代後半には中東で年産50万トン以上の大型MTBEプラントも建設しました。