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環境対応

CT-121排煙脱硫装置

千代田サラブレッド121排煙脱硫装置(CT-121)は、石炭・重油燃焼ボイラーなどの排煙から二酸化硫黄成分(SO2)を吸収し、石膏として固定します。 本プロセスは石灰-石膏法の一種で、石灰石を中和剤とし、排ガス中のSO2を吸収・酸化・中和し石膏として固定するプロセスで、次の3工程から構成されます。

1. 吸収・酸化・中和・晶析工程

SO2の吸収・酸化・中和・晶析のすべてが、独自の脱硫晶析槽(ジェットバブリングリアクター:JBR)内で完了します。飽和温度まで増湿冷却された排ガスは、JBR内で吸収液中に噴出され気泡層を形成し、そこで脱硫されます。吸収されたSO2は、反応層に吹き込まれる空気および排ガス中の酸素により酸化され、供給される石灰石と中和反応し、石膏となり晶析します。

2.石灰石スラリー調整・供給工程

石灰石粉サイロに受け入れられた石灰石粉は、スラリーピットにて調整されJBRへ供給されます。

3.石膏脱水工程

JBRより抜き出された石膏スラリーは、脱水機にて脱水され副生石膏となります。

千代田サラブレッド121 (CT-121) 排煙脱硫装置

特徴

脱硫性能

吸収液中に高速で吹き込まれた排ガスは数mmの細かい気泡になり高い気液接触効率が得られるため、少ない消費動力で高い脱硫性能を達成できます。 また、排ガスのエネルギーにより気液接触を行うJBRは、気液接触時間が排ガス負荷の変化によってほとんど変わらないため、低ガス流量でも効率的に同じ脱硫性能を維持することが可能です。

脱塵性能

脱硫性能と同様に、高い気液接触効率によって脱塵性能を達成できます。

運転性

脱硫性能を維持する主な運転操作因子は1)JBRの液面高さ2)JBR pHの2点のみで、大容量の循環ポンプがなく機器点数が少ないため運転操作が容易です。また、装置動力の大半が排ガスファンに集約されるため、低ガス負荷では排ガスファン動力の低下による自動的な省エネルギー運転が可能です。

保守性

吸収塔高さが低いため、メンテナンスが容易になります。

適用可能な範囲

石炭・重油等の火力発電所向けボイラ排ガス処理、金属製錬向けオフガス処理、CO2回収設備向け排ガス前処理