Project Lifecycle Engineering事業

Courtesy of Sakhalin Energy Investment Co., Ltd.

FEED (Front End Engineering Design)

FEED (Front End Engineering Design)とは、概念設計・FSの後に行われる基本設計のことを意味します。EPC (設計・調達・工事)の前のこの段階で、設計を通して技術的課題や概略費用などを検討します。この仕事は一般的に競争入札や随意契約を経て千代田のようなエンジニアリング会社に発注されます。ここで作成された書類はFEEDパッケージと呼ばれ、多い物ではファイル数十冊にも及び、これを基にEPCの入札が行われることになります。FEEDパッケージには顧客の意図、そのプロジェクト特有の条件などをもれなく織り込み、EPCの段階で大きな変更がないようにすることが重要です。期間はプロジェクトの規模にもよりますが、LNGプラントのような大型案件では約1年にも及びます。顧客と密なコミュニケーションを取りながら進める必要があるためエンジニアリング会社のオフィスに顧客が常駐して行われるのが通例となっています。

プラント建設の経験が生きる

千代田の豊富なプラント建設の経験がFEEDに生かされます。
精度が高く、EPCの段階で変更が少ないFEEDの作成がEPCの成功の鍵となります。

豊富なデータベースと有効なツール

千代田には数々の実績を通して蓄積されたデータベースと磨きあげられてきたエンジニアリングツールがあります。これらによって信頼性の高いFEEDを効率的に行うことができます。

顧客との信頼関係

良いFEED業務を行うためには顧客との信頼関係を確立し、良好なコミュニケーションを維持していくことが重要です。千代田には数々のFEEDを通して得られた、よりよいコミュニケーションを確立し、信頼関係を築き上げることの出来る文化があります。