CSOメッセージ

持続可能な社会の実現に向けて

千代田化工建設グループは、1948年に「技術による社会への奉仕」をスローガンに創立され、「エネルギーと環境の調和」という経営理念に沿ってグローバルな課題の解決に取り組んできました。

社会環境が大きく変化する中、社会課題を解決するイノベーションを創出する企業に大きな期待がかけられています。多くの社会課題の中でも「気候変動」への取り組みは、当社グループにとって最も重要な経営課題の1つであるとともに、カーボンニュートラルを目指す世界の潮流は、技術を社会実装化することを使命とする当社にとって大きなチャンスと捉えています。

事業による課題解決をSDGs*1の達成に結び付けていくと共に、TCFD*2のフレームワークに沿った開示の拡充に向け、今般、新たに中長期温室効果ガス(GHG)排出量削減目標を定めました。GHGの排出削減と、炭素循環という社会的な要請に応えるべく、技術で挑戦し、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、ミッションを担っていきます。

当社は今後も時代の要請を把握し、エンジニリングの総合力にデジタル革新技術を活用して、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

代表取締役社長CSO                              榊田雅和

公明正大な企業運営と信頼される企業を目指して

事業を推進していく中で変わらず重要なことは、フェアーな規範に基づく透明性の高い企業運営です。コンプライアンスの遵守に留まらず、高い倫理感を持って公明正大に事業を運営し、取引先やパートナーにもその精神を働きかけています。

千代田化工建設グループは、社員一人ひとりが広い視野と情熱を持ち、エネルギーと地球環境の未来を創るエンジニアリング会社として、社会課題の解決に貢献し、ステークホルダーの皆さまから信頼される企業を目指していきます。

*1:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに達成を目指す国際目標。
*2:The FSB Task Force on Climate-related Financial Disclosures (気候関連財務情報開示タスクフォース)の略。2016年に金融システムの安定化を図る国際的組織、金融安定理事会(FSB)によって設立。