IT技術
IT技術の進歩は、とどまるところを知りません。エンジニアリングにおいてもその利用は日進月歩で進んでいます。千代田ではその進化したIT技術を業務遂行へどう活用していくか、日々努力しています。 ITは仕事のやり方を改善するための強力な手段であり、従来困難だったことを可能としています。プラントの設計・建設では、次の4つの大きな業務の特徴があります。
- 客先、プラント種類およびそれに必要な機器資材の種類の多様性
- 大量、複雑な構成の機器資材、文書、データ
- 設計・調達・建設、納入と業務範囲が幅広く、かつ作業手順が輻輳する
- ジョイントベンチャー(J/V)、海外設計拠点、製造メーカー、建設現場、顧客事務所がグローバルに展開
このようなプラント業務に柔軟に対応するためには、高度なIT利用技術が求められます。 千代田ではプロジェクト・エンジニアリングを行う上で頼りになる柔軟なITシステムを体系化し、i-PLANT21と呼んで構築してきました。
設計(E)、調達(P)、工事(C)をシームレスに繋ぎ、工事実施の目線からの管理を強化してEPCの信頼性を高め、さらに発注品の費用や消費した工数をタイムリーに反映することでのプロジェクトの状況管理をより強固なものにしました。それぞれの個別の業務のシステムのデータを連携させて、全体としての整合性が確保できた上で活用できるように統合化が図られています。
また、これらのシステムを世界中のどこにいても利用できるよう、ネットワークなどのインフラやユーザID管理などをグローバルで運用しています。
i-PLANT21TM E(設計)-P(調達)-C(工事) のためのITシステム

- 設計(E) - 調達 (P)-工事(C)をシームレスに統合、信頼性の高いEPC遂行を実現
- 高信頼度最先端ITシステムを配置