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サハリンLNGプラント建設工事 国土交通省JAPANプロジェクト国際賞 国土交通大臣賞受賞について

インフォメーション2009年3月10日

2009年03月10日

千代田化工建設株式会社が、東洋エンジニアリング株式会社(TEC)とジョイントベンチャーを組み、東亜建設工業株式会社、日本通運株式会社、シンヨー株式会社等の協力を得て完成した「サハリンLNGプラント建設工事」につき、国土交通省よりJAPANプロジェクト国際賞・国土交通大臣賞を受賞したのでお知らせします。受賞式は3月9日にとりおこなわれ、当社より久保田社長、小林常務執行役員、TECより副島代表取締役専務執行役員が参列し、国土交通省金子副大臣より表彰状と記念品を授与されました。

このプロジェクトは、2002年に初期設計を開始し2003年6月にEPC契約を調印、2008年9月に完成・引渡ししたものです。去る2月18日には、完成したLNGプラントで、麻生首相、メドベージェフ大統領臨席のもと、ガスプロム社、シェル社、三井物産、三菱商事の出資4社首脳をはじめ、ロシア政府関係者、地元自治体、LNG輸入企業等プロジェクト関係者が集い、「ロシア初のLNG」を祝う式典が開催されています。

プラント建設に当っては、環境負荷を最小限に止めつつ、2千万時間超の無事故・無災害記録達成や、延4千万KM無事故走行記録の達成など工事安全に努め、かつ工夫をこらし厳しい自然条件を克服してロシア初のLNGプラントを見事に完成させました。一方、現地での雇用・技術移転・地元還元・ソシオ活動などを幅広く実施しました。また、本プロジェクトは、ロシアの資源と日本の技術を結集させ、今まで中東地域等に偏りがちだったエネルギー供給源を隣国ロシアに確保できた点で大変意義深く、日露の絆「日本プロジェクト」としてサハリンの子供達にも伝えられています。そうしたところが高く評価されたものです。

なお、表彰状授与終了後、本プロジェクトを代表して、小林秀夫プロジェクトダイレクターより、プレゼンテーションを行いました。

金子国土交通副大臣より、表彰状を受領する久保田社長。 左は、東洋エンジニアリング(株)の副島代表取締役専務執行役員。

プレゼンテーションを行う小林プロジェクトダイレクター

プレゼンテーション資料(PDF/1,140KB)

以上