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オーストラリア・イクシスLNGプロジェクトの基本設計役務を受注

プレスリリース2009年1月20日

千代田化工建設株式会社(本社:横浜市 社長:久保田 隆)は、日揮株式会社および米国KBR社と共同で、国際石油開発帝石株式会社がオーストラリアで進めているイクシスLNGプロジェクトの基本設計役務(FEED: Front End Engineering and Design)を受注いたしましたのでお知らせ致します。プロジェクトの詳細は以下の通りです。

1. 契約先:

INPEX Browse, Ltd
(国際石油開発帝石(株)が設立した当該プロジェクト遂行会社)
2. イクシスLNG
プロジェクト事業出資構成:
INPEX Browse, Ltd 76%(オペレーター)
Total E&P Australia 24%
3. 建設場所 :

オーストラリア 北部準州 ダーウィン
(Darwin, Northern Territory, Australia)
4. 契約: 年産800万トン超のLNGプラント (LPG年産160万トン、コンデンセート日量1.5万バレルを含む)、ユーティリティ、オフサイト、マリン設備、インフラストラクチャーなどに係わる基本設計業務。
5. 遂行体制:

千代田化工建設、日揮、KBRからなる3社ジョイントベンチャーで実施。
日揮がジョイントベンチャーリーダーを務める。
6. 契約形式: コスト・レインバーサブル(実費精算)契約

7. プロジェクトの概要:








イクシスLNGプロジェクトは、ダーウィンから850km西方のインド洋オフショアのガス田(イクシスガス・コンデンセート田)から生産される天然ガスをLNG、LPGおよびコンデンセートとして出荷するプロジェクトです。オペレーターの国際石油開発帝石(株)にとっては、日本のエネルギーセキュリティーへの貢献が期待される最重要案件であり、オーストラリアにとっては、輸出振興、雇用促進の観点から自国産業を発展させ、さらに日本-オーストラリア間の関係を一層緊密にするプロジェクトという位置づけにあります。
なお、業務は日揮横浜オフィスを中心に、千代田化工横浜オフィス、KBRパースオフィスの3拠点を連携して遂行する予定です。
千代田化工建設、日揮およびKBRは、LNGプラント建設において世界シェアの大部分をしめるMajor LNG Contractorsであり、今後もこうした意義あるプロジェクトへの参画に注力する所存です。

以上