• Home >
  • ニュース >
  • 2008 >
  • 千代田グループ、タイMMA社向けアクリル樹脂板プラントを受注

ニュース

千代田グループ、タイMMA社向けアクリル樹脂板プラントを受注

プレスリリース2008年3月17日

千代田化工建設(本社:横浜市 社長:久保田隆)および当社のグループ会社である千代田タイランド社(Chiyoda (Thailand) Limited, バンコク、以下 "CTL")は、このたび、タイMMA社(池上隆司社長)よりアクリル樹脂板プラント(年産2万トン)の建設工事を受注しましたので、お知らせいたします。本プロジェクトは、当社が設計・調達を担当し、CTLが現地での建設を担当します。建設地は、タイ国ラヨン県マプタプットで、完成は、2009年8月を予定しております。

タイMMA社は、三菱レイヨン株式会社とSCGケミカルズ(サイアムセメントグループの石油化学部門)等の合弁会社で、三菱レイヨングループのアジアにおけるMMA(メタクリル酸メチル)事業の主要拠点のひとつです。現在、MMAモノマーおよびポリマー(成形材料・板など)は、アジアを中心にLCD(液晶パネル)バックライトの導光板やサイン看板などIT・自動車部品向けの需要が継続して見込まれています。当社は、2005年に、中国、江蘇省において三菱レイヨン株式会社の100%子会社である三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司向けのアクリル樹脂板プラントを建設した実績があり、今回の受注は、過去の実績も評価されたものです。

現在、東南アジアでは、中国、インドをはじめアジア諸国の石油製品、化学製品の需要に対応するために、石油、化学プラントへの設備投資意欲が旺盛となっています。当社グループは、昨年8月にはシンガポールにおいて製油所の残油接触分解装置の改造工事を、10月には同国の大型タンクターミナルのEPC業務を受注しております。当社は、今後も中東、東南アジアなど将来多数の石油・石油化学関連プロジェクトが期待される地域でのベストソリューションを提供し、 Reliability(信頼性)No.1プロジェクトカンパニーを目指してまいります。

以上