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株式会社トクヤマ向け多結晶シリコンプラントの基本設計業務を受注

プレスリリース2008年11月28日

2008年11月28日

千代田化工建設株式会社(本社:横浜市 社長:久保田 隆)は、このたび、株式会社トクヤマ(本部:東京都渋谷区 中原茂明社長)より、マレーシアにおける多結晶シリコンプラントの基本設計業務を受注しましたので、お知らせいたします。本基本設計業務の完了は、2009年前半を予定しております。詳細につきましては、以下のとおりです。

1.契約先 :株式会社トクヤマ
2.契約内容 :多結晶シリコンプラント(年産3,000トン規模)の基本設計業務
3.建設予定地 :マレーシア、サラワク州ビンツル市
4.完了時期 :2009年前半

5.プロジェクト概要
本件につきましては、トクヤマがマレーシア、サラワク州ビンツル市で建設を予定している多結晶シリコンプラント(年産3,000トン規模、2012年に稼動予定)について、当社が基本設計業務を行うものです。製造される多結晶シリコンは、半導体および太陽電池の原料となります。当社は、マレーシアの現地子会社である千代田マレーシア社を起用し現地知見を生かすことで、引続きEPC業務等の客先計画の実現を目指して本基本設計業務を遂行してまいります。

6.受注の意義
当社は、ノンハイドロカーボン分野においても数多くの実績を有しており、また、近年増加している国内顧客の海外進出案件については、海外グループ会社の現地知見を生かすなど支援体制を整えております。世界有数の多結晶シリコンメーカーであるトクヤマの初の海外生産拠点建設となる本件受注獲得ついては、そのような当社の実績および体制が評価され、パートナーとして選定いただいたものと考えております。
また、本件については、当社はマスタープラン作成の段階から協力しており、基本設計業務遂行に引き続くEPC業務および建設後のオペレーション&メンテナンスサービスの提供など、当社のビジネスモデルであるプラント・ライフサイクル・エンジニアリング*に関わる各種サービスを提供できる案件として期待されます。

*プラント・ライフサイクル・エンジニアリング=プラントの事業化計画から建設、運転、保守、増改造、そして廃棄に至るまでのライフサイクル全体にわたって、顧客の側に立ったサービスを提供していくビジネスモデル

以上