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千代田化工建設のグループ会社である千代田シンガポール社（Chiyoda Singapore (Pte) Ltd, シンガポール）は、ヴォパックターミナルズ シンガポール社（Vopak Terminals Singapore (Pte) Ltd, 以下、ヴォパック社）向けタンクターミナルフェーズ4の設計・調達・建設(EPC)業務を受注しました。この契約は、千代田シンガポール社が、ヴォパック社の石油製品、化学製品の貯蔵、入出荷を目的としたタンクターミナルを、シンガポール、ジュロン島バンヤン地区で建設するもので、総貯蔵能力は397,500m³、完成は2009年4月を予定しております。

千代田シンガポール社は、ヴォパック社バンヤン地区の全てのタンクターミナル建設に携わっており、昨年、フェーズ1（総貯蔵能力370,000m³）を完工し、さらに現在フェーズ2（同　165,000 m³）およびフェーズ3（同　320,000m³）を建設中です。また、シンガポール、セバロック島においてはヴォパック社向けタンクターミナルの拡張工事（貯蔵能力216,000m³）も行っております。今回、フェーズ4の受注においても、千代田シンガポール社の価格競争力、プロジェクト遂行能力、納期の遵守の実績が高く評価され、連続受注に結びつきました。

ヴォパック社は、石油製品、化学製品の世界有数の物流販売会社であるロイヤル ヴォパック社(Royal Vopak, オランダ・ロッテルダム)のシンガポール法人です。現在、ロイヤルヴォパック社は、アジア地区では8カ国においてターミナル基地を有しており、その中でも、シンガポールは、アジアにおけるハブ基地として重要拠点となっております。千代田シンガポール社は、ターミナル基地建設を通じて、ヴォパック社とは長期にわたる信頼関係を築いております。

現在、シンガポールを中心とした東南アジアでは、中国、インドをはじめアジア諸国の石油製品、化学製品の需要に対応するために、石油、化学プラントおよびタンクターミナル建設への設備投資意欲が高く、そのような状況の下、千代田シンガポール社は、千代田グループのアジア市場の拠点として引き続き営業活動を展開してまいります。なお、千代田シンガポール社は、本年8月にもシェルよりシンガポール、ブコム島の製油所の残油接触分解装置の改造工事を千代田化工建設と共同受注しております。

以上

問い合わせ先 : 千代田化工建設(株) ＩＲ・渉外室
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