ダイバーシティ&インクルージョン
Diversity & Inclusion ポリシー
当社は、「社会の"かなえたい"を共創(エンジニアリング)する企業」であるために、性別、国籍、人種、年齢、宗教、性的指向や性自認、障がいの有無、働き方や役割の違い等の多様な個性を尊重します。一人ひとりが尊重され、活き活きと能力・実力を発揮できる環境をつくり、一人一人が持つ多様な意見、知恵、経験、能力、技術力を結集することで、変化に対応し、社会的な価値を創出できる組織を目指します。
女性社員の活躍
当社では、子育て・介護などの両立支援の制度の導入(下記「主な両立支援制度)に記載)、ダイバーシティ、アンコンシャスバイアスに関する理解促進のための研修の開催や女性のキャリア形成を継続的に支援するための面談の実施等、女性社員が活躍するための基盤整備を進めています。今後も、女性管理職を含む女性社員の増加およびさらなる活躍推進に取り組んでいきます。
女性活躍を推進するための行動計画
当社では、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)の成立を受け、確実に女性活躍を推進するための行動計画を立案し、全従業員に対し周知徹底を図っています。
時代の変化、社会の変化に伴うさまざまな労働環境化において、次代を担う女性社員の活躍の場の創出とともに、各人の持つ能力の最大限の発揮に向け、社内改革を進めていきます。広く女性に門戸を拡大し、そこで働く女性社員がさまざまな環境変化に依らず長く働き続けられる環境を構築していきます。
パートナーシップ制度
2024年4月、千代田化工建設株式会社の社員を対象に、法的な結婚とは異なる形態の同性カップルや異性カップルに対してパートナーとの関係を会社として認める「パートナーシップ制度」を開始しました。
両立支援ハンドブックの作成
仕事と結婚・妊娠・出産・育児・介護の両立支援の為、就業規則や育児・介護支援規則や具体的な申請方法等を纏めた両立支援ハンドブックを作成しました。 なお、男性育休に関しても掲載しており、2023年度の男性育休取得率は75%と大きく向上しています。
主な両立支援制度
全ての社員
主な休日休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、創立記念日、メーデー、年末年始 |
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年次有給休暇 | 毎年勤続年数に応じて有給休暇が付与され、半日単位で取得できます。また、付与された有給休暇が未消化の場合、次年度に繰り越すことができます。2年経過時点で未消化の場合は積立休暇に繰り入れされます。 |
シーズンホリデー | 年3日の特別有給休暇。本人の年休7日を付加して連続10日間の取得が可能で、夏季に限らず四季を通していつでも取得できます。この休暇は、5日間ずつ2回に分けて取得することも可能です。 |
リフレッシュ休暇 | 心身ともにリフレッシュするため、勤続年数の節目(10年、20年、30年)に、連続5日の特別有給休暇が付与され、本人の年休10日を付加して連続15日間の休暇が取得できます。 |
ボランティア特別有休休暇 | 天災地変その他これに類する災害の被災地に対するボランティア活動への助成措置として、年間総計5日の特別休暇を取得できます。 |
配偶者帯同休職制度 | 従業員の配偶者が勤務先の下命等により国内外に赴任し、その赴任に従業員が帯同される場合、従業員は帯同される期間を休職することができます。(最長3年間) |
再雇用支援制度 | 育児・介護・配偶者の国内外への赴任に伴う同居を目的とした転居により退職した従業員に対し、再雇用支援を行います。 |
在宅勤務制度 | 育児や介護、看護、障がい事由により通勤が困難な従業員は、週1日、自宅で勤務できます。 |
出産・育児・介護を行う社員
産前産後休暇 | 社員本人が出産する場合は、出産予定日の6週間(多胎の場合は14週間)前から、出産後8週間まで特別休暇を取得できます。 |
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育児休職 | 男女を問わず、子どもが満2歳に達する前まで休暇 できます。 |
子の看護休暇 | 子どもの看護のために、年次有給休暇とは別に年間最大5日(子が2人以上の場合は10日)を取得できます。(子どもが小学校就学の始期に達するまで) |
短時間勤務(育児) | 対象となる子が小学6年生の年度末に達するまで、10:00~15:00をコア時間で6時間勤務。勤務開始、終了時間は本人が選択できます。 |
育児時間 | 1歳誕生日前日まで、1回30分を2回まで取得が可。 |
在宅勤務制度 | 育児・介護目的で1週間1回の取得が可。 |
積立休暇 | 支給された年次有給休暇のうち、40日を越える分を積立て、家族(子以外の家族も含む)の看護・介護休暇として利用可能としています。 |
介護休職 | 介護対象者1人につき通算1年間休職できます。 |
介護休暇 | 家族の看護のために、年次有給休暇とは別に年間最大5日(要介護者が2人以上の場合は10日)を取得できます。 |
短時間勤務(介護) | 最大1年間を限度に、10:00~15:00をコア時間で6時間勤務。勤務開始、終了時間は本人が選択できます。 |
ベビーシッター補助金 | ベビーシッターによる保育を必要とする従業員は、こども家庭庁による「企業主導型ベビーシッター派遣事業割引券」が利用できます。 |
病児保育補助金 | 12歳までの子を持つ従業員は、病児保育施設を利用した際に補助金制度が利用できます。 |
主な勤務時間管理
勤務時間帯の変更と夜7時消灯 | 創造的業務遂行や健全な生活、健康維持等を目的として勤務時間帯を8:00~16:36とし、全日19:00全社強制消灯を実施しています。 |
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深夜勤務と休日出勤の原則禁止 | 従業員の健康管理を徹底するため、22時以降の深夜勤務と休日出勤は、原則禁止しています。 |
多様な働き方の推進
当社は、アフターコロナの働き方として、出社・在宅勤務を組み合わせた「ハイブリッド勤務」を採用しています。
職場の最善の組織パフォーマンスを生み出すことを目的として、「在宅勤務の効率・能率」と「オフィス勤務の創造性発揮」を組み合わせた働き方を構築しています。
女性社員の社外事業活動での活躍
当社は女性社員のエンパワーメントおよび女性活躍推進のため、毎年さまざまな社外事業活動にも積極的に参加しています。
JCCP FCWへの参加
日本とアラブ首長国連邦の石油関連セクターにおける女性活躍を目指し発足された一般財団法人JCCP(国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関)とADNOC(アブダビ国営石油会社)が相互協力するFriendship Committee for Women Career Development (女性のキャリア開発に向けた友好委員会)が開催する「FCW Meeting」へ毎年女性社員を派遣しています。
上記以外では、化学工学会や地盤工学会など様々な学会の男女共同参画やダイバーシティ関連の活動へ積極的に参画を行っています。また、エンジニアリング振興協会などのダイバーシティ関連の活動へも参加しています。
キャリア採用社員の活躍
キャリア採用者の登用においては、近年、新規分野を中心に社内に不足している知見・能力を有した多様な人財を確保するため、キャリア採用を積極的に行っており、直近5年間における採用者数は倍増しています。今後も在籍年数に関わらず、適材適所の登用を行い、キャリア採用社員のさらなる活躍に取り組んでいきます。
LGBTの理解
当社は「多様性を認め、自分らしく生きられる社会づくり」と称し、2023年5月に特定非営利活動法人SHIPの星野慎二様に来訪いただき「性的マイノリティ」に関する勉強会を開催しました。参加者は415名と非常に関心も高く、LGBTをはじめとする性的マイノリティに関して理解を深めました。
引き続き、LGBTをはじめとする性的マイノリティに関して理解を深める活動に取り組んでいきます。
シニア社員の活躍
当社は、シニア社員のキャリア研修を実施しており、シニア社員も多く活躍しています。今後もシニア社員がさらに活躍できるよう取り組んでいきます。
障がい者社員の活躍
当社は、障がい者が従事できる業務の拡大を検討し、求人を継続し、障がい者の社員の増加とさらに活躍できるよう取り組んでいきます。
外国人社員の活躍
外国人の登用においては、当社グループの主要事業であるLNG等の大型プロジェクトを始めとし既に多くの外国人が活躍しており、プレイングルーム(礼拝室)の設置など職場環境の整備を継続的に実施しています。採用では、外国人留学生向けの説明会を実施する等多様な経験、技能を有したグローバル人財の獲得に取り組んでおり、今後も適材適所を原則とし、登用を継続検討していきます。
多様な働き方の推進
当社は、アフターコロナの働き方として、出社・在宅勤務を組み合わせた「ハイブリッド勤務」を採用しています。職場の最善の組織パフォーマンスを生み出すことを目的として、「在宅勤務の効率・能率」と「オフィス勤務の創造性発揮」を組み合わせた働き方を構築しています。
加えて、働き方への価値観や就労環境の変化に適用するために、時間単位年休制度(1時間単位で年休取得可)を導入しました。