安全の取り組み
創業以来、当社グループでは、「安全は全てに優先」しています。そして、2013年からは「C-Safe」と名付けたプログラムによる更なる強化策を打ち出して、安全文化の醸成を続けています。

当社グループ全体の取り組み
オフィスでのC-Safeプログラムとして、当社グループではSQEI大会をはじめ、グループ社内各所で安全関連の継続的な各種教育や研修、対話や講話提供などを実践しています。
教育・研修関連
バーチャルリアリティ(VR)危険体感教育
2017年度からバーチャルリアリティ(VR, 仮想現実)を利用した危険体感教育を、本社に導入しました。本教育では、作業員が実際に直面する危険状態への恐れを疑似体験します。危険の本当の怖さを感じることで、現場での安全指導の大切さを理解することを狙いとしています。

その他の教育

その他、建設現場赴任者向けの教育・研修として、以下等を定期的に実施しています。
- 現場赴任前安全教育
- 初級安全衛生環境管理講習会 (労働安全衛生法第60条に基づく監督者への教育)
- 上級安全衛生環境管理講習会 (統括安全衛生責任者教育)
- 酸欠特別教育
- フルハーネス特別教育
など
また、社内各部場所で安全と健康に関する様々な話題について話し合う、ワンチーム会話プログラム、「Better Together」- を継続しています。
SQEI大会
当社グループ全体でのSQEI大会は、社長が主催して年に一度以上の開催をしており、グループ社員の安全と健康への意識の向上を目的に、その年毎に違ったテーマを取り上げています。
2023年度は1,028人が参加いたしました。

安全成績
当社グループは労働安全衛生マネジメントシステムに則り、年度ごとに「全社HSE※1目標」を設定し、目標達成のため「全社HSEプログラム」を策定しています。この全社プログラムに基づき各部場所が具体的な安全管理活動を展開しています。2024年度の 当社グループの安全成績目標は、「医療手当・就業規制(不休災害)を含めた労働災害発生率TRIR※2を国内0.5未満、海外0.15未満」としています。
- Health, Safety and Environment
- Total Recordable Injury & Illness Rate (OSHA, U.S.A.規格に準ずる)
海外および国内現場におけるTRIR/LTIR
当社グループの現場安全記録は、下の図に示すとおり複数の海外プロジェクトにおいて、連続労働時間6,000万時間から8,000万時間を超える無事故・無災害実績を達成しています。
引き続き共に働く全ての仲間が怪我無く笑顔で家族の元に帰ることができるよう、努めていきます。


米国OSHA式無事故・無災害連続労働時間
