資源循環

 原材料使用量の削減

プラント建設を手掛けている当社グループは、SQE基本方針の中で「資源・エネルギー消費の最適化、排出物および廃棄物の無害化・減量・再資源化、ならびに低炭素社会に向けたカーボンマネジメント」に取り組むことを宣言しており、原材料使用量を削減する取り組みは非常に重要です。循環型社会形成推進基本法に従った3R(Reduce>Reuse>Recycle)への取組みは勿論のこと、資源有効利用推進法や建設リサイクル法に則った再生資源材料や特定建設資材の再資源化に厳格に取り組んでいます。併せて、原材料使用量を削減する取組みはEPC業務を通して行っています。


また、環境負荷低減につながる対策として、SQE基本方針の「資源・エネルギー消費の最適化」に取り組んでおり、その一環として、グリーン調達(※)の推進を図り、"地球環境と人類の発展との基本的調和、すなわち「持続可能な発展」"の実現に寄与し社会に貢献することを目指しています。

  • グリーン調達とはグリーン購入とグリーン調達からなります。
    グリーン購入:組織が業務活動において自ら使用する物品又はサービス(文具、機器、ユーティリティなど)を環境配慮型製品(リサイクル可能、長期間使用可能、再生原料の使用など)から選択する活動
    グリーン調達:組織が製品やサービスに使用する部品や資材を選定する際に、価格や品質、納期だけを重視するのではなく、環境配慮型製品から選択すること。

廃棄物削減

当社グループは廃棄物削減の取組みとして、SQE基本方針の「排出物および廃棄物の無害化・減量・再資源化」を徹底しています。主に建設現場から発生する産業廃棄物に関しては、その現場から発生する建設副産物管理の全体計画書を作成し、産業廃棄物の分別収集を徹底し、再生利用に努めています。処分業者の選定にあたっては、再資源化設備を持つ、あるいは再資源化先を持つ中間処理業者を選定するよう努めています。
2018年以降の再生利用率、焼却率及び埋立率はそれぞれ90~95%、0~0.6%、5~10%で推移しています。