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2024年4月、当社の新たな経営体制がスタートいたしました。

当社グループは、2019年以降の5年間、中期経営計画「再生計画~再生と未来に向けたビジョン~」の達成に向け全社一丸となって取り組んでまいりました。「2030年のありたい姿」の実現に向けて再生と成長への基盤づくりを進めながら、着実に経営改善を図り、目標として掲げた“経営の安定化と成長を果たす”ことが、確りと意識できるところまで進んできたと実感しています。

他方、当社グループを取り巻く事業環境は、地政学リスク、気候変動、人口動態の変化、劇的な技術革新などのメガトレンドに大きく左右されており、事業機会も多岐にわたってきています。これまで、既存事業での着実な案件遂行による収益の確保と、新規事業の拡大促進を両輪として基盤づくりに取り組んでまいりましたが、これらの環境変化も踏まえ、これからのフェーズでは更に取り組みを深化・多様化していく必要があると考えています。

これらを踏まえ、現在、新たな経営体制の下、2024年を初年度とする新中期経営計画(3か年)を策定しており5月に公表予定です。当該期間は、「2030年のありたい姿」の解像度をより高め、将来に向けた成長を確実なものとするために重要な期間として位置づけています。

当社グループは、創業以来、総合エンジニアリング企業としての使命を背負い「技術による社会への奉仕」をスローガンに掲げ、技術の力で社会を支えるインフラの構築に携わってまいりました。時代の変化を着実に捉え、当社グループが持つ技術力、統合力、課題解決力といった能力を生かし、社会・顧客・パートナーと共創することで、様々な社会課題を解決していくことが当社のパーパス「社会の“かなえたい”を共創(エンジニアリング)する」(Enriching Society through Engineering Value)です。パーパスの体現を通じて社会価値を創出し、人と地球の持続的で豊かな社会の実現に貢献していきたいと考えています。

今後共一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

榊田雅和サイン
代表取締役会長 榊田 雅和

太田光治サイン
取締役 社長 太田 光治