石油精製設備

石油分野は当社グループにとって最も歴史を持ち、国内外において多くの実績がある分野です。石油精製設備や二次精製設備、潤滑油製造設備から石油備蓄基地、それらの関連ユーティリティ設備など、各種の石油プラントを手がけ、そのひとつひとつが高い評価をいただいています。
当社グループは、種々の技術を最適に組合せながら、計画段階から設計・調達・建設、さらには運転・メンテナンスに至るまで、豊富な技術力と経験から、幅広くお客様のニーズにお応えします。石油は引き続き経済に不可欠なエネルギー源であり、設備の省エネ・高度化や強靭化に取り組んでいきます。
石油精製装置の典型的な流れを下図に示します。当社グループは自社技術を含め種々の装置に対応できます。

石油精製装置の流れ

主な技術

A. 環境規制対応

  • ガソリン水素化脱硫プロセス
    -ガソリンの硫黄分を環境規制値以下に低減
  • 灯油/軽油向け水素化脱硫プロセスおよび灯油/軽油向け水素化脱硫触媒
    -生成油の硫黄分を環境規制値以下に低減

B. 重質油アップグレーディング

  • 重質油の熱分解プロセス
    -コーカープロセス
    ユリカ®プロセス
  • 重質残渣油超臨界処理プロセス(ROSETM)
    -超臨界条件による重質油のアスファルト留分分離技術
  • 残渣油直接脱硫プロセス
    -国内市場の60%以上、世界市場の30%を建設

C. 石化型製油所

  • BTXプロセス
  • パラキシレンコンプレックス
  • 石化型流動接触分解装置

D. 製油所省エネコンサルティング

事業紹介