シミュレーション
培養槽の設計をはじめとして、ライフサイエンス施設計画の様々の場面で活用が可能
特徴
熱流体解析技術(CFD:Computational Fluid Dynamics)はプラント/装置の設計・開発など様々な場面で広く適用されています。当社グループで長年にわたって培ってきた種々のエンジニアリング技術と最先端のCFD技術の融合により、お客様の新しい価値創造に役立てています。
プラント設計、研究開発、設備診断コンサルティングへのCFD技術適用に関し長年にわたる豊富な実績を有しています。単なる解析結果の提供でなく、データ収集方法の相談から解決策・改善策の提案まで総合的なソリューションが提供可能です。
三次元熱流動シミュレーションを用いると、普通は見ることができない装置内の複雑な流れの状況や温度分布、濃度分布などを可視化し定量的に把握することができます。例えば、クリーンルーム内の気流の可視化によるよどみ部の少ない空調配置の検討や、培養槽のスケールアップにおける流動 / 温度分布の同等性の検証、運転条件の最適化など、対象とする機器・事象は多岐にわたります。シミュレーションにより設計の最適化や信頼性の向上が図れます。
適用可能な範囲
- 培養槽の形状( L/D、攪拌翼、スパージャー)、運転条件(通気、撹拌)の最適化検討
- 培養槽のスケールアップコンサルティング
- タンク容量スケールアップに伴う攪拌槽内流れの同等性検討
- クリーンルーム内換気状態の評価/建屋からの排気拡散状態評価
- 動物飼育室内気流検討


