資源再利用プラント
レアメタル・貴金属等 高付加価値材料の回収プラント建設実績
限りある資源を循環活用することは、サステナブルな社会実現において重要な取り組みです。都市鉱山と呼ばれる電子基盤スクラップや残渣などのリサイクル原料から、各種レアメタル・貴金属を回収する需要は益々高まっています。
当社グループは早くからこの分野に注目し、2000年初期より貴金属リサイクルプラントを建設したほか、その後の複数の工場建設を遂行しています。また、塩湖かん水からのリチウム回収の共同研究、スズ残渣からのレアアース回収の検討などレアメタル・貴金属関連のフィージビリティースタディ(FS)や非鉄金属精錬プラントの建設などの経験を活かし、卓越したエンジニアリング能力を活用し、お客様の要望に応えてきました。
さらに、以下の技術ノウハウも設計・施工計画に活用されます。

再資源化対象含有商品の構造や製造方法の知見は、逆プロセスである高付加価値材を分離・精製プロセスを検討するうえでも有用です。
過去、多様な製品取扱い工場建設を経験するなかレアメタル含有製品のプラント建設もあり、関連製品の解体プロセス検討に活かされています。
拡張性は、今後のリサイクル率向上や対象製品類の変更が求められるこれらプラントにおいては重要な要素です。初期プラント計画時より支援することで、お客様の将来構想を盛り込んだレイアウトやユーティリティの設計を行います。もちろん、生産部分の拡張・改変のみならず、厚生設備や外部に開かれた工場への改変など工場全体の最適化にも対応します。