事業計画
マスタープランニング
当社グループはプロジェクトの立案と実現のために、最先端の技術と過去の豊富な経験に基づき、顧客の利益が最大になるような提案を行います。また提案の過程においては、最適な採算性を目指し、様々な条件を顧客と共に検討してまいります。
このサービスはLNG、石油精製、石油化学プロジェクトばかりではなく、一般産業の生産設備も対象としています。設備のエネルギーシステム全てに対して、最小の投資で最大の利益を上げるといったプロジェクトの採算性に加え、社会環境にとっても最適となる提案を行います。また地球温暖化対策としてCCS※1、CCU※2をはじめとした環境負荷低減に貢献するソリューションの提案も取り組んでいます。
- CCS (Carbon dioxide Capture and Storageの略、二酸化炭素の回収・貯留)
- CCU (Carbon dioxide Capture and Utilizationの略、二酸化炭素の回収・利活用)
フィージビリティ・スタディ(FS)
企業が新しい事業を推進する際、概念設計と呼ばれるその事業の大よその姿を描く作業を行い、そこで出来上がった青写真に基づいて様々な角度から事業採算性の有無を検討するフィージビリティ・スタディ(Feasibility Study=事業可能性検討、FSと略されます)を実施します。フィージビリティ・スタディは通常何段階にもわたって行われ、徐々にその検討精度を上げて行き、最終的に採算性が高く強い競争力を持つと判断された案件のみが事業化されます。
当社グループは様々な分野の豊富なプラント建設の実績に基づき、フィージビリティ・スタディの初期段階から、市場調査に始まり、生産プロセスの選定、プロセス設備やユーティリティ設備の最適構成の検討、設備費・運転費の算出などを行い、プラントのライフサイクル全体から見た経済性の高い最適な設備計画を提案します。
- 顧客のニーズに合ったプロセス選定とその最適な設備構成の提案
- 数多くの建設実績データに基づいた精度の高い建設・運転コスト推算
- 経験豊富なエンジニアと豊富なデータに裏付けされた効率的な検討
当社グループの実施するフィージビリティ・スタディは
を特徴としています。

プロセス開発支援
スケールアップエンジニアリング
商業プラントには、タイムリーな商業化、最適な商業生産規模、製造コストの最小化、高品質製品の効率的な生産、高い信頼性などが要求されます。当社グループは、研究開発段階のアイデアを商業プラントに導くために必要な様々な技術を整理・体系化し、さらに世界に先駆けて新しい解析技術を導入しながら、より効率的な商業化支援手法を開発・発展させてきました。
当社グループは「スケールアップ・エンジニアリング」で、石油、石油化学、化学、ガス・LNGなどのエネルギー分野、ライフサイエンス分野など幅広い分野で、顧客の開発した技術を実際の商業プラントに導くことを支援してきました。その数、100件以上にも達しています。今後も、顧客のニーズを理解し、顧客のシーズの潜在的輝きを最大限に発揮できるような「スケールアップ・エンジニアリング」を提供します。
スケールアップ・エンジニアリング
「研究開発のスケール」から「商業スケール」のプラントを顧客の立場に立って合理的に組み上げる総合技術

スケールアップ・エンジニアリングの手順
