Our History 私たちのあゆみ

当社グループは、創業の理念「技術による社会への奉仕」を受け継ぎ、時代ごとの社会課題にエンジニアリングで応えてきました。
それは、社会の“かなえたい”を共創し、変革と成長を繰り返してきた歴史です。
これからも「社会の“かなえたい”を共創する」存在であり続けます。

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1948~1970創業期

日本の戦後産業復興と高度成長に貢献

社会課題
⽯炭から⽯油にエネルギー政策の転換、⽯油時代が幕開け
重化学⼯業の発展による⾼度成⻑
当社グループの共創エンジニアリング
石油・石油化学産業へエンジニアリングで参画
国内で製油所・石油化学プラントの復旧、新設、改修を遂行

1960

Focus当社グループ初のグラスルーツ製油所建設工事一括受注

三菱石油株式会社から当社グループ初のグラスルーツ製油所となる水島製油所の建設を一括受注し、第1期~第3期にわたる全ての建設を遂行しました。貿易自由化以前で大変注目された新型の大型製油所を建設するプロジェクトです。石油精製設備、発電設備などのユーティリティ設備一式、原油の受入れ・製品出荷などの付帯設備一式を建設しました。

三菱石油株式会社グラスルーツ製油所
三菱石油株式会社グラスルーツ製油所

1971~1990第1の変革

石油・石化事業の拡大と海外進出

社会課題
⼆度の⽯油危機を背景に、⽯油の安定的確保とエネルギー源の多様化
プラザ合意を契機に円⾼時代が到来
当社グループの共創エンジニアリング
海外⽯油・⽯油化学プラントの建設を通して、⽯油・⽯油化学製品の安定供給に貢献
「エネルギーと環境の調和」を提唱

1984

Focusサウジアラビアで超大型グラスルーツ製油所の完成

サウジアラビアの石油鉱物資源公団であるペトロミン社と米国モービル社(現エクソンモービル社)の合弁企業を顧客として、原油処理能力日量25万バーレルの超大型グラスルーツ製油所をサウジアラビアで建設しました。世界における石油製品の安定供給に貢献したプロジェクトです。

ペトロミン社、モービル社 サウジアラビア・ヤンブー製油所
ペトロミン社、モービル社
サウジアラビア・ヤンブー製油所

1991~2018第2の変革

LNG事業の拡大

社会課題
世界的な天然ガス、LNGの需要の拡⼤
気候変動・環境保全に対するグローバルな機運の⾼まり
当社グループの共創エンジニアリング
海外⼤型LNGプラント建設を通して、LNGの安定供給に貢献
再⽣可能エネルギーなど新分野に進出

2004

Focus世界最大規模のLNGプラントを受注

カタールガスⅡ社(カタールエナジー社)70%、エクソンモービル社30%出資)向けに年産780万トンの超大型LNGプラント2系列の建設を受注しました。その後も、LNGプラントの複雑化・大型化・高度化が進む中、世界各地においてLNGプラントの設計・建設を手掛け、日本をはじめとしてエネルギーの安定供給と産ガス国の経済発展に貢献してきました。

カタールガスⅡ社LNGプラント
カタールガスⅡ社LNGプラント

2019~新たな成長に向けた第3の変革

新規事業の創出と拡大
~カーボンニュートラル社会に向けて~

社会課題
気候変動問題の解決に向けて脱炭素・カーボンニュートラルの加速
デジタルAI技術の⾰新
ライフサイエンス技術の深化
当社グループの共創エンジニアリング
⽔素など脱炭素・カーボンニュートラル分野の取り組みを加速
DXやライフサイエンスなどエネルギー以外の新分野に事業領域を拡⼤

2020

Focus世界初となる、国際間水素サプライチェーンの実証完了

当社グループは世界に先駆けて水素を大規模に輸送・貯蔵する国際間水素サプライチェーン実証事業※を2020年12月に完了しました。
水素社会の早期実現に向け、需要拡大に伴うスケールアップ効果や更なる技術改良を重ねることで一層のコスト低減を図り、2020年代後半の実用開始を経て、2050年カーボンニュートラルに貢献していきます。

  • ※当社、三菱商事株式会社、三井物産株式会社、日本郵船株式会社の4社で次世代エネルギーチェーン技術研究組合AHEADを組成、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として実施。

世界初国際間水素サプライチェーン実証事業

脱水素プラント(川崎臨海部)
脱水素プラント(川崎臨海部)