写真提供:株式会社UNIGEN

バイオ医薬品原薬生産設備

顧客:

株式会社UNIGEN(2017年1月より、アピ株式会社の100%子会社)

場所:

岐阜県揖斐郡池田町

業務範囲:

E.P.C.V.

完工年:

2013

    

世界最大級のバイオ医薬品原薬生産設備

バイオ医薬品原薬製造会社である株式会社UNIGEN(株式会社UMNファーマおよび株式会社IHIの両社が共同で設立、現在はアピ株式会社の完全子会社)およびアピ株式会社は、2010年4月に株式会社UMNファーマ、株式会社UNIGEN、アピ株式会社で締結した「インフルエンザワクチンの製造工程に関する包括的業務提携」を機に、バイオ医薬品原薬生産設備(UNIGEN岐阜工場)建設プロジェクトを立ち上げました。

千代田は、UNIGEN岐阜工場の設計、調達、建設、バリデーション(EPCV)業務を担当しました。

UNIGEN岐阜工場は、延床面積14,000平方メートルに21,000リットルの培養槽を複数機有する鉄筋5階建てで、バキュロウィルスと昆虫細胞による組み換えタンパク製造技術(Baculovirus Expression Vector System)を用いる工場としては世界最大級です。

UNIGEN岐阜工場の建設により、同一敷地内で隣接するアピ株式会社の池田バイオ医薬品工場と連携することで、細胞培養インフルエンザワクチンを初めとする各種バイオ医薬品の原薬製造から製剤化までをワンストップで提供することが可能となりました。