注射剤製造施設
- 顧客
- シミックCMO株式会社
- 場所
- 栃木県足利市
- 業務範囲
- 設計・調達・建設・バリデーション
- 完工年
- 2018年


市場規模拡大が見込まれる抗ガン剤領域の新薬に対応
当社グループは、シミックCMO株式会社向けに、最先端の注射剤製造棟の設計、調達、建設、バリデーション(EPCV)業務を遂行しました。
注射剤製造棟は、今後、市場規模拡大が見込まれる抗がん剤領域の新薬に対応する高薬理活性物質の製造ラインと、抗体医薬などの生物由来物質の新薬に対応する一般注射剤の製造ラインで構成されています。
高レベルの無菌性保証、合理的で効率性の高い製造室および設備レイアウトを実現し、PIC/Sおよび3極GMPに対応した最先端の注射剤製剤施設です。
今回の注射剤製剤棟の建設により、シミックホールディング株式会社が展開するCMO※事業を支援していきます。
- CMO(Contract Manufacturing Organization、医薬品製造支援):主に製薬企業から医薬品などの製造を受託するというビジネスです。2005年4月の改正薬事法の施行に伴い、医薬品の承認許可制度が欧米と同様、「製造承認」から「製造販売承認」へと移行し、医薬品製造の全面外部受託が可能となりました。