タングーLNGトレイン3プロジェクトのキックオフミーティング集合写真(2016年8月31日)

タングーLNG拡張プロジェクト (第3系列)

顧客:

BP Berau Ltd.

生産能力:

年産380万トン

場所:

インドネシア西パプア州

業務範囲:

E.P.C.

    

増大する国内需要を満たし、日本へのエネルギー安定供与に貢献

遡ること1994年。インドネシアの首都ジャカルタから約3,000km離れた西パプア州の湾内に、良質なガス田が発見されました。回収可能な天然ガスの可採埋蔵量は15TCF(Trillion Cubic Feet)以上。1TCFは100万トンのLNGを20年にわたって供給できる量です。

当時のスハルト・インドネシア大統領はそのガス田を「タングー(インドネシア語で「力強い」の意)」と命名しました。

千代田は1983年からPertamina社向けアルン、ボンタンLNGプロジェクトなど数多くの案件を手掛け、インドネシアでの実績を積んでまいりました。その実績が評価され、2016年にタングーLNG拡張プロジェクトを受注しました。

タングーLNG拡張プロジェクトでは、年産380万トンの第3系列を増設します。

本拡張プロジェクトにより増産されるLNGの74%相当分がインドネシア国営電力会社であるPT. PLNに供給され、今後も増加が予想されるインドネシアのエネルギー需要を支えます。また、26%相当分は関西電力株式会社に供給され、日本へのエネルギー安定供給に貢献します。

千代田はイタリアのSaipem社、インドネシアのTripatra社およびPT. Suluh Ardhi Engineering (SAE)社とジョイントベンチャーを組み、2020年東京オリンピックイヤーに信頼性の高いプラントの納入を目指しています。