溶融塩トラフ型太陽熱発電デモンストレーションプラント完成
インフォメーション2013年7月04日
2013年7月4日
当社が、イタリアのアルキメデ・ソーラー・エナジー(ASE)社と共同で進めてきました溶融塩トラフ型太陽熱発電(MSPT-CSP*)のデモンストレーションプラント(デモプラント:実証装置)が完成、7月3日イタリアのマッサ・マルタナにて盛大に開所式が執り行われ、実証運転を開始することになりましたのでお知らせいたします。
本デモプラントは、イタリアの集熱管製造技術と日本のエンジニアリング技術の融合により生まれた、太陽熱発電における新システムを世界に紹介する場であると共に、更なる技術革新に向けた技術開発の拠点ともなります。
当社とASE社は、実証運転を通じ、溶融塩のハンドリング技術の確立とともに、技術的・経済的に最適化されたプラントシステムの構築により、夜間も含めた安定的なグリーン電力の供給を目指します
技術的な詳細は、当社ホームページ「テクノロジー」の「溶融塩トラフ型太陽熱発電」をご参照ください。
* Molten Salt Parabolic Trough – Concentrated Solar Power