学生の企業訪問受け入れ/出前授業

NPO法人JUKEのジョブシャドウイングプログラムへの協力

日時 2021年8月19日 8:00~17:00
場所

グローバル本社

参加者

聖光学院高等学校:3名
洗足学園高等学校:3名

プログラム

安全教育(ハーネスの着用、VR体験)
プラント内VR体験
SPERA水素システムの説明
Plot Plan 演習
3Dモデルレビュー
AIプログラミング演習

ジョブシャドウイングとは、聖光学院の高校1年生と洗足学園の高校1~2年生の希望生徒が協力企業23~25社を 訪問して実際の業務を体験するプログラムで、当社も2014年度から受け入れを継続しています。
本プログラムは特別なプログラムの提供ではなく、「リアルな仕事の観察・体験」や「従業員の方々との対話」を通じ て、まずは、進路について、そして将来働くことへのイメージや自分はどのように働きたいのか、何のために働きた いのかといった自身の価値観について考えることを目的にしています。本プログラムを通じて、新たな気づきや価値 観に結びつけることを目的に、学生は各企業を訪問しています。

当社も、会社の雰囲気を身近に感じ、従業員とのコミュニケーションを通じて、エンジニアリング会社の理解浸透や 未来のエンジニア誕生に繋がることを目指し、社内各部のご協力を得て、上記プログラムで本年度も開催いたしま した。

朝8:00から早速プログラムを開始しました。

最初に、EPCを中心とした事業展開や当社の新たなビジネスセクターについて学び、その後、カタールでのLNGプラント建設時の現場について、テレビ放映の映像を観ながら紹介しました。

工事遂行にあたり最も大切な「安全」についてのプログラムでは、現場で実際に使用しているハーネスを着用しました。さらに、プラント内で想定される事故をVRで体験し、安全の重要性を体感しました。

安全ついてのレクチャーを聴く生徒たち

ハーネス着用に苦労する学生

VRによる安全の体験学習

プラント内VR体験

プラント内VR体験

次に、グリーンインフラプロジェクト部より産業設備分野での当社のビジネスフィールドについて紹介し、3DCGイメージでプラントを見ることができる「Chiyoda Visual Management」の体験も行いました。お客様に完成建屋をイメージしてもらうために始めたサービスですが、完成後の写真とほぼ変わらないバーチャル映像に驚いていました。

午前中最後のプログラムとして、将来のエネルギーについて考えながら水素事業の取組みについてのレクチャーを受けました。
持続可能な社会に必要なこと、今後、電源構成がどのように変わっていくかを皆で考えました。
水素をどのように使うのか?などの質問に答えながら当社の事業について説明しました。

水素事業のレクチャー

午後は業務体験建設現場の状況を理解し、のプログラムを3つ用意しました。

まずは、3チームに分かれてPlot Plan(2D)の演習を行いました。決まった条件の中で建設現場の状況を理解し、納期を守りながら機器を配置していく作業に、各チーム没頭していました。
条件の中で機器配置のベストプランを考えるためには、お互いの情報を伝え合うというコミュニケーションの重要性も学びました。
最後はそれぞれが考えたプランを発表し、従業員から見たベストワンを選定し、優勝チームが決まりました。

集中!
土地の状況、動線、環境への配慮、風向きなど様々な条件に対してチームワークで配置を考えます。

優勝チームです!
各チームで工夫し、それぞれ異なったベストプランを発表しました!

3Dモデルのプラント内をPCを操作しながら探索

次は、各自でPCを操作して、3Dモデルの体験を行いました。1つ前のレクチャーで2Dでの設計を体験したので、次のステップで3Dで表示されたプラント内を歩くことで、エンジニアリング会社の設計業務の流れを実際に体験しました。実際の図面と3Dの画面で見え方が異なるため、ポイントを探すのに苦戦しながらも、チームで取り組みました。

最後はAIプログラミング演習です。
アイスブレイクで、AIが精度を上げた未来の職業などについても一緒に討議しました。

人工知能についてのレクチャーを受けてから、実際に条件を選択して集合の精度を上げていくAIの顔認証システムを体験しました。学生たちは人工知能の精度について楽しみながら学んでいる様子でした。



AI学習のレクチャーを聞く学生たち

全プログラムを無事終了して記念撮影!

今日1日の体験を通して、仕事のやりがい、なぜこの会社を選んだのかなどの質問から、学生時代にやってよかったこと、やっておくべきこと、嫌いな科目は仕事に必要かなど、学生らしい質問まで、スタッフの答えを真剣に聞いていました。
働くことに対するイメージも、当社のフレンドリーな社風がとてもよいと感じた。色々な経験をして将来について改めて考えていきたい。など、活発に感想を話してジョブシャドウイングを締めくくりました。

最後は、1階で参加した高校生たちの記念写真を撮り、終了しました。

学年や学校をまたいでの本プログラムは、学生にとっても良い交流になると感じました。
1日を通して、エンジニアリングは社会的な価値を残せる仕事だということ、グローバルに活躍できるということ、当社は技術と人財で勝負していることなど、スタッフもふんだんにアピールして魅力を伝えました。
学生の将来の選択肢の参考となり、未来のプラントエンジニアが誕生することを願って、今後も継続していければと思います。また、この場をお借りして、本プログラムにご協力くださった皆様にお礼申し上げます。

東大和市立第一中学校 オンラインプログラム

日時 2021年9月8日 10:50~11:40
参加形式

オンライン

参加者

東大和市立第一中学校2年生

実施の目的

働くことを学ぶ
将来の職選びの参考
キャリア教育の一環

講義内容

講師の担当業務:
モノづくりにおける品質管理の重要性をカレーライスを作るプロセスに例えてわかりやすく説明しました。
SDGsの取り組み:
SDGsについて学校で学んでいるため、当社事業と、担当業務がどうSDGsに結び付いているかも一緒に考えました。

学生からの質問:
なぜこの職業を選んだのか?
どんな進路を歩んできたのか。
この仕事の素晴らしいところは?
つらかったことは?良かったことは?
どんな人がむいていますか?

講師(当社社員):堀尾 真里
質疑応答に加え、働くこといついてやエンジニアリング会社の使命についてを伝えてあっという間の50分でした。

釜石コンパス オンラインプログラム

日時 2021年10月16日 8:30~12:40
参加形式

オンライン

参加者

岩手県立釜石高等学校1年生

講座の狙い

『自分の意志で将来・進路を考え、行動をする』高校生を育む

内容

社会人講師と生徒との少人数での対話交流、全体セッション
(生徒の分離選択に繋がるプログラム)

コロナ禍のため、オンラインで講義を行いました。

講師(当社社員):成井 義人
高校生は、どうやったら英語がうまくなるか、勉強の悩みや文理選択のきっかけなど高校生らしい質問を投げかけていました。
講師は、自身の経験を通じて、ワクワクできること、自分が決めたことなら悩みや挫折を乗り越えて頑張れるというエールを送り締めくくりました。

明星中学校 オンラインプログラム

日時 2022年3月11日 10:00~11:00
参加形式

オンライン

参加者

明星中学校1年生

実施の目的

企業訪問を通じて職業観・勤労観を深める
考える力を身につける

内容

当社事業について
働く意義や役割、SDGsの取り組み

参加者からは、事前に沢山の質問を受領いたしました。
学生からの質問:
仕事のやりがいは?
この仕事に就いた理由は?
一番大変だったことは?
学校の勉強で重要なことは?
礼儀などは重要ですか?
英語は必要ですか?

野村 宜成

講師(当社社員):野村 宜成
質問に答えながら自身の学生時代の話から働くことについてやエンジニアリング会社の使命についてを伝えたあっという間の1時間でした。
中学生にとっては、社会人と話す貴重な機会かと思うので今後もエンジニアリング会社の素晴らしさを伝えていければと思います。

釜石コンパスへの協力

日時 2020年6月20日 8:30~12:50
参加形式 オンライン(新型コロナウイルスの影響により、オンライン講座・対面講座を同時並行で開催。当社はオンラインで参加。)
参加者 岩手県立釜石高等学校2年生
プログラム内容

進路選択を控えた2年生が対象。 目の前の大人たちが進路をどう選んだか等を中心に話を聞き、進路選択や将来のキャリア設計の参考になるよう な時間を持つ。

釜石コンパスは、釜石市・学校・民間団体で構成される釜石コンパス実行委員会によって運営されている、高校生が生き方・働き方について学ぶプログラムです。

当社は2017年から釜石コンパスに協力しています。

今回はコロナ禍のため、初のオンライン参加となりました。

当社社員が ZOOMで学生時代の経験をベースに、「自分らしさ、好きを仕事に」をテーマにして12名程度の高校生に2コマの講義を行いました。 好きなことを見つける、努力して経験したことは必ず後からよかったと思える、という話に学生は耳を傾けていました。

生徒は講義の途中に、講師に対して挙手で画面を通しての質問や、ハンズアップというアプリを使って留学経験や会社の様子などについて積極的に質問をして、遠隔というハンデを感じることなくコミュニケーションを図りながら講義を進めることができました。

社会人とコミュニケーションをとることに慣れていない学生にとってもZOOMでの講義や、ハンズアップでの質問などは参加しやすさがあったかと感じました。

ハンズアップ

講師(当社社員)のコメント

オンラインという環境下で、画面越しに高校生を惹きつける難しさはあるのではと考えていたが、ZoomやHandsupというツールを併用することで、当初の悩みは払拭されたのではと感じました。
自分自身にとっても改めて自身の人生を振り返る良い機会となっただけでなく、高校生の将来への純粋な悩みを感じたことで、初心を思い出すことが出来ました。
また同じく講師をしてくれた福岡さんの話も大変おもしろく、私も多くを得ることの出来たとても有意義な時間でした。
自身の経験が、若い世代の力に少しでもなれるのならこれほど嬉しいことはないし、是非今後も継続して参加したいと思います。

成井 義人

福岡 早紀

もし自分が高校生だったとして今社会人である自分から伝えたいことは何か、と考えながら話をしたことで、自分自身のキャリアや考え方を見返す良い機会となりました。
初めての参加であり、オンラインでの実施ということで緊張していましたが、高校生の皆さんと非常に有意義な時間を共有することができたと思います。今後もこのような機会があれば、参加したいと思います。