社員紹介

藤岡 絵里
  • 土木建築系

藤岡 絵里

土木建築設計部

2018年入社 工学部建築学科
工学系研究科 航空宇宙工学専攻

career path
2018年
新入社員研修を経て、土木建築設計部に配属
山口県の太陽光発電プロジェクトにて現場研修
2019年
アメリカ向けエチレンプラント案件 鉄骨詳細設計担当
2020年
アメリカ向けLNGプラント案件 鉄骨詳細設計担当

入社を決めた理由は?

中高時代より、工作などモノを作ることが好きで、将来は「社会の根幹を支えるような大規模なモノづくりがしたい」と考えていました。また、大学院生時代には、留学生の多い国際色豊かな研究室に所属していたので、自然と「世界でも通用するエンジニアになりたい」という思いが生まれ、この二軸で就職活動をしていました。
プラントエンジニアリング業界は、人々の生活に不可欠なエネルギーを支える業界であり、すぐにその魅力に惹かれました。CHIYODAのインターンシップに参加した際に、尊敬できる社員に多く出会ったと同時に、お互いに尊重しあう姿勢に惹かれ、入社を決めました。

現在の仕事内容

私が所属している土木建築設計部は、地盤・基礎・鉄骨/コンクリート構造物・建屋など、主にプラントを支えたり守ったりする構造物の設計・調達・建設を行っています。これらの構造物はプラントの性能には直接的には影響を及ぼしませんが、土木建築設計とスムーズな土木建築工事の遂行は、プラントEPC全体の重要な部分を占めます。
また、土木建築設計はプラント設計の中でも最下流に位置し、機器や配管の重量・レイアウトなど上流情報が確定しなければ設計を固めることができません。一方で、施工は最初に始める必要があるため、時間の制約が厳しいことが特徴です。
現在、私はアメリカのLNGプラント案件の鉄骨設計を担当しています。設計対象物は比較的小規模ですが、物量が多いため、物量の多さによるスケジュール管理の難しさに苦心しながらも、効率的な設計を心がけて業務を進めています。また、施工での設計ミスによる手戻りを無くすために正確に設計し、鉄骨設計だけでなく、下流の基礎設計も最適化できるよう、全体最適を意識して工夫を凝らしながら設計することを心がけています。

仕事のやりがいは?

CHIYODAには様々な国籍やバックグラウンドを持った社員が働いています。みな考え方が異なる中で多くの人たちと「プラント完成」という一つの目標に向かって一丸となることが、一番の醍醐味だと思います。
二年目の後半でアメリカのプロジェクトにおいて、接合部設計のリーダーを拝命しました。チームのメンバーは自分以外全員外国人であり、当初は未熟な英語力に加え、相手の考え方が大きく異なるため、エンジニア達に指示やその意図を正確に伝え、彼らの業務をコントロールすることに苦労しました。しかし次第に、誤解なく自分の意図を伝える方法をつかみ、円滑に業務を進められるようになり、最終的に設計変更を最小限に抑えつつ設計を完了させるという目標を達成した際には、チームのメンバーとその達成感を分かち合うことができ、チームとしての一体感を非常に得られました。

my dream

my dream

当面の目標は、小規模な案件のリードエンジニアとなることです。そのために、土木建築設計において地盤から鉄骨・コンクリート構造物まで、幅広く経験し、まずは確固たる技術力を養いたいです。そのうえで、円滑に業務を進めるための顧客・他部署との調整力や交渉力、コスト意識などプロジェクトを多角的に俯瞰する能力も培っていき、顧客に対してお互いがWin-Winとなるようなアイデアを積極的に提案できるようになりたいと考えています。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。