社員紹介

南田 有加
  • 化学系

南田 有加

国内エネルギー環境プロジェクト部

2017年入社 基礎工学研究科 物質創成専攻

career path
2017年
新入社員研修を経て、環境プロジェクト部に配属
カタール向けヘリウム製造設備工事 現場研修 機械担当
2018年
インド発電プラント向け排煙脱硫装置ライセンス案件 プロセス担当
2019年
国内石油精製所向け触媒納入案件 プロジェクト担当
2020年
国内石油精製所向け排水処理案件 エンジニアリング担当

入社を決めた理由は?

プラントエンジニアリング業界を志した理由は、小さいころからプラントの景色を見るのが好きだったこともあり、「私たちの生活に欠かすことのできないエネルギー分野で、世界中の人々と協力して世界各地でプラントを建設したい」、そんな思いを持つ多様な人々とオーダーメイドのプラントを創り上げるスケールの大きさに惹かれたからです。オフィス内に多くの外国籍の方が勤務しているだけでなく、国内外の協力会社や顧客を取りまとめ、世界中でプロジェクトを完遂させています。そういった巨大でグローバルな仕事環境が、当たり前のように成り立っていることにとても魅力を感じました。
特にCHIYODAを選んだ理由は、実際にお会いした先輩社員の方々に惹かれたからです。CHIYODAの社員は本当に楽しそうに自身の仕事の話をします。年齢や役職、性別に関わらず、学生だった私に対して気さくに仕事やプライベートの話をしていただき、仕事への情熱と芯の強い方が多いという印象を受けました。"人"を大切にする会社だからこそ、 "この人達と一緒に仕事がしたい"そう思い、CHIYODAを選びました。

現在の仕事内容

私の所属するセクションは、「環境」分野を対象とするCHIYODAが開発した独自技術の商品開発業務やEPCプロジェクトにおけるプロセス・エンジ業務、プロジェクト業務を行っています。プロジェクト規模は海外の大型LNGプラント等に比べると比較的中小規模案件ですが、設計・購入・建設・試運転に加え、運用・メンテナンス・改造サポート等、一人が所管する業務範囲が広いことが特徴です。また、国内で培ったEPCの経験をもとに、インドにてプロセス技術を他社へ供与し、通常のEPCとは異なるライセンス業務としてのビジネス展開なども行っています。

私は現在、国内向け排水処理プロジェクトで主に機器担当をしています。関係各部やベンダー(機器メーカー)とやり取りを行い、進捗管理を徹底しながら、機器の設計を行っています。建設工事中であることから、常に下流の工事の品質確保・向上を意識し、プロジェクトスケジュールに沿った設計を心がけています。また、機器担当としての設計業務のみならず、プロジェクトメンバーの一員として、顧客の要求するプラント実現のための技術資料の作成や提案も行っています。国内の案件では、一人の担当エンジニアが設計から工事まで一貫して一つのプロジェクトに携わることが多いです。一担当者が責任を持って最後まで担当することは、エンジニアとして、またプロジェクトメンバーとして多岐にわたる経験を積めるため、大きな魅力であると感じています。

仕事のやりがいは?

CHIYODAで働く醍醐味は、さまざまバックグラウンドの方々がチーム一丸となって世界各国で活躍し、一つのプラントを作り上げるところです。

プラントは一つとして同じものはありません。顧客の要求はもちろん、業務範囲、地域特性などそれぞれのプロジェクトで異なります。この難しさの中で、過去の実績や経験の積み重ねから、その時々のプロジェクトでより良い答えを追求できるところがCHIYODAの面白みです。

その中でも、「若手から責任ある仕事を任せてもらえる機会が多い」ところが魅力だと感じています。私自身入社から現在に至るまで、若手のうちからプロセスや機器設計、建設現場およびプロジェクト業務まで、マルチに様々なプロジェクトを担当してきました。日々奮闘する毎日ですが、社内には各設計のスペシャリストから様々なプロジェクトを渡り歩いているプロジェクト系の方まで、一人ひとり全く異なる経歴を持った諸先輩方がおり、いつでも真摯にアドバイスいただけます。若手でも自分の意見を発言できる風土もあり、自分の努力次第で重要な仕事を任せてもらえ、責任とやりがいを感じながら日々確かな成長を実感できるところがCHIYODAの強みだと思います。

my dream

my dream

将来の目標は、自身が設計したプラントが地図に載り、私たちの生活の発展に少しでも貢献してきたと、胸を張って言えるエンジニアになることです。
海外現場研修の際、プロジェクトマネージャーの方に教えていただいた”段取り八分”という言葉がとても心に残っています。迅速な対応が求められる緊張感のある現場だからこそ、身をもって事前準備の必要性を体感し、ミスのない上流設計がいか重要かを学びました。この経験から、常に担当するプロジェクトで納期や品質を守りながら、確実に業務を成し遂げることが目下の目標です。これまで担当してきたプロセスや機器エンジニアとして技術を深めるのみならず、一つ一つの問題に対してしっかりと方針を立て、問題点を把握して、解決策を提案できる、プロセス・機械・電気・制御・土木・配管に至るまでの幅広い知識を身に付けたプロジェクトエンジニアになりたいです。その為にも、常に何事にでも関心を持って挑戦の姿勢を忘れず、幅広い視野を持ち、プラントエンジニアとして日々の業務に邁進していきます。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。