社員紹介

掛本 翔
  • 文系

掛本 翔

調達部

2016年入社 政治経済学部

career path
2016年
国内向けKFポリマープラント工事 機器資材担当
2017年
国内向けCO2分離回収実証設備工事 機器資材担当
カタールにて現場研修 ヘリウム製造設備工事(工程管理/マテリアルハンドリング)
2018年
国内向け水素化樹脂製造プラント工事 機器資材担当

入社を決めた理由は?

学生時代フィリピンにバックパック旅行をした際、唯一空港と島を結ぶ、日本のODA(政府開発援助)で作られた橋梁をタクシーで渡っている時に、タクシーの運転手から「日本人の作った橋のおかげで島と空港がつながり、生活が便利にできるようになった」と感謝されたことがあります。
国際社会のなかで、日本人として誇りを持って社会に貢献し、自らが手がけた仕事で、人々の生活や人生を変えられるような仕事に従事したいという思いをもって就職活動を行いました。たまたま学生時代ゼミ活動の一環でCHIYODAを訪問し、海外で異なるバックグラウンドを持つメンバーをまとめてプロジェクトを遂行してきた話や、現地駐在での臨場感あふれる話を伺いました。国境や人種を越えてプロジェクト遂行のもと一丸となって働き、ダイナミックなプラント完成の感動を分かち合えるのはCHIYODAでこそできることと考え入社しました。

現在の仕事内容

プラント建設の調達の位置づけは、設計と建設の中間にあり、廉価で良品質の機器・資材を購買し納期通りに建設現場に届ける役割です。その調達部の中でも、現在私が所属している発注セクションでは、機器・資材の購買を行っています。
プラントは顧客のニーズに合わせて一品一様に建設しますので、購買する機器・資材もオーダーメイド品が多く、日常生活における買い物とは大きく異なります。機器・資材を供給するサプライヤーと連携し、当社のエンジニアが機器・資材の設計を担当し、私たちバイヤーが商務条件(契約約款、金額交渉、納期調整)をまとめます。
また、発注後の過程における品質の確保、納期遅れ防止のためのリスク管理や、エンジニアと連携し製作指導もあります。そのため、取引先のみならず、社内関連部署との連携・協力が必要であり、多方面に対するコミュニケーション能力が求められます。

仕事のやりがいは?

自分の仕事が、たとえデスクワークだとしても、世界を相手にした仕事であるという点です。
CHIYODAの調達先は国内外の先進国から途上国まで、多岐にわたっています。
そのため、日常的に世界各国の人とメールや電話でやり取りすることも多く、意思疎通の難しさや価値観の違いを乗り越え信頼関係を築くことが醍醐味だと思います。
私は、入社2年目にとある海外のサプライヤーと数億規模の商談をする機会に恵まれました。限られた時間の中で、技術・商務条件を詰める必要があり、険しい顔で交渉する場面もありましたが、最終的には無事交渉成立まで辿りつきました。発注後の打ち合せでは、サプライヤー側の営業担当者とがっちり握手を交わし、長い時間を共有したことで信頼関係を築くことができたと実感しました。
後日、この機器が無事期日通り製作を終え、営業担当者から機器の出荷準備ができたと連絡を受けたとき時は、CHIYODAで働く醍醐味だと感じた瞬間でもありました。

my dream

my dream

プロキュアメントマネージャー(案件受注前の調達戦略の立案や顧客との良好な関係の構築、案件受注後においては調達部門を率いて機器・資材の購買から建設現場への輸送まで調達に関するコスト及びスケジュール全体を管理する役割)を一日でも早く担えるようになりたいです。
それには現在のバイヤーの知識だけではなく、工程管理、品質管理、輸送など、調達全般の知識と、全体を俯瞰して判断できる能力が必要なので、現在の自分の業務範囲に囚われず、様々なことに興味をもって知識を吸収したいと思っています。
また、海外現場研修に3か月派遣されたことで、将来は海外現場に赴任し、海外の提携先企業(ジョイントベンチャー)及び現地スタッフから構成される調達チームを取り纏めてみたい、多様なバックグラウンドをもつ多国籍チームで協力しプロジェクトを完遂させたいという想いが強くなりました。
利益のみならず私の当初のキャリアプランの軸でもある地域社会への貢献を同時に達成し、学生時代に憧れた先輩社員のような存在に自分もなりたいと考えています。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。