社員紹介

白井 瑛祐
  • 文系

白井 瑛祐

海外銅製錬プロジェクトチーム

2017年入社 法学部 法律・政治学科

career path
2017年

新入社員研修を経て、法務セクション配属

2018年

現場研修(カタール) ヘリウム製造設備工事 OJT(サブコントラクト管理業務)

2019年

パプアニューギニア向け LNGプロジェクト 法務担当

2020年

国内外各種プロジェクト法務担当及び係争処理(国内訴訟、海外仲裁)法務担当

入社を決めた理由は?

「海外でスケールの大きな仕事がしたい。」という気持ちから就職活動をスタートし、その過程でCHIYODAに出会いました。元々そのダイナミックさからエネルギー業界に興味がありましたが、その中でもCHIYODAの「エネルギーと環境の調和」という企業理念に非常に共感したことを覚えています。社会が変化していく中で、その時々の様々なニーズに、高い技術力を持って応えるというCHIYODAの姿勢を非常に魅力的に感じ、サステナブルな社会の実現に向けて大きな貢献ができる企業だと思いました。
また、就職活動を通じてお会いする社員の皆さんが非常に生き生きと、楽しそうに自身の経験を語る姿がとても印象に残っています。チャレンジングな業務に日々真剣に取り組み、そして様々な困難を乗り越えてきているからこそ、そのように語れるのだと思いました。加えて、自信と優しさと力強さを兼ね備えた雰囲気を纏っているように感じました。そのような社員の皆さんと一緒に仕事ができる環境は非常に魅力的だと思い、入社を決めました。

現在の仕事内容

現在は、戦略リスク統合本部法務部法務セクションにて、各種契約のレビュー業務及び係争処理業務を担当しています。法務セクションの業務は、プロジェクト関連契約のレビュー業務、係争処理、M&A対応等多岐に渡りますが、その中でもプロジェクト関連契約のレビュー業務は中心的な業務と言えます。CHIYODAがプロジェクトを受注する際には、顧客及びパートナー等と各種の契約を締結しますが、そこには、主に当該プロジェクトから生じ得るリスクをどのように当事者間で分配するか、が規定されています。私たち法務担当者は、契約のレビュー業務を通じて、CHIYODAに生じ得るリスクを明らかにした上で、経営、営業及びプロジェクトが当該リスクを認識し、適切にリスク管理を行えるよう助言を行います。
またCHIYODAが取り得ないリスクである場合には、顧客及びパートナーと適切なリスク分配となるよう交渉を行います。この一連の業務を行うためには、社内外の関係者との連携・協力が必要不可欠であり、高いコミュニケーション能力が求められます。近年、CHIYODAが受注するプロジェクトは大型化が進んでいることから、各プロジェクトから生じ得るリスクも巨大化しています。このような環境下において当社の利益を守るためには、リスクに対してあらゆる視点から緻密に検討することが大変重要であるため、社内外関係者と知恵を絞りながら日々業務に取り組んでいます。

仕事のやりがいは?

次の2つがあると思います。1つ目は「若手のうちから大きな仕事を経験できること」であり、2つ目は「様々なバックグランドを持った人々と仕事ができること」です。
1つ目に関して、私は入社3年目の時にパプアニューギニア向けのLNGプロジェクトの法務主担当にアサインされました。このプロジェクトは、社内的にも最重要プロジェクトの1つとして認識されているものであり、かつこれまでの自分の担当業務とは比べ物にならないほど難易度が高く、スピード感を求められる仕事でした。多くの責任とプレッシャーを感じながらも、自己の責任を果たすために、毎日必死に仕事に取り組んだ思い出があります。若手のうちから、CHIYODAの代表者として顧客やJVパートナーと対峙したことは、何物にも代えがたい経験となりました。その後も、たくさんのチャレンジングな業務に立て続けにアサインいただき、これまでの4年間で本当に多くの経験をさせていただきました。CHIYODAには、チャレンジングな業務を若手に経験させ、育てるという文化があると思います。
2つ目に関して、CHIYODAが遂行する業務(プロジェクト)は国も地域も様々ですし、その種類も石油・ガス分野に限らず多岐にわたっています。そのような多種多様な業務を成功させるべく、国籍も、専門知識も異なる多くの人々と日々連携・協力して業務に取り組めるCHIYODAの環境は非常に魅力的です。日々発生する多種多様な問題に対して、様々なバックグランドを持つ人々と、綿密にコミュニケーションを取りながら、様々な角度から問題解決に向けて知恵を絞るという経験は、CHIYODAならではのものだと思います。多くの人々と協力することで一見困難に見える問題を解決していくという経験はCHIYODAで働く醍醐味だと思います。

my dream

my dream

近い目標としては、法務担当者として一人前になることです。CHIYODAの多種多様な業務、プロジェクトに対応するためには、幅広い法務知識と経験、それから多くの人々とタイムリーに効率的に連携・協業する力が必要だと感じています。困難な業務に対して粘り強く取り組む先輩方の姿を見てきていますので、その先輩方に負けないよう真摯に業務に取り組みたいと思います。また、将来的な目標としては、リスク管理の観点からCHIYODAを支えることです。CHIYODAがこれから更に発展していくために、より高度なリスク管理サービスを提供できるよう貢献したいと考えています。法務的な視点のみならず、財務やプロジェクトなどの幅広い視点から物事を検証し、判断できる人財になりたいです。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。