社員紹介

吉澤 諒
  • プロジェクトコントロール系

吉澤 諒

デジタルEPC・AWP推進部

2015年入社 工学マネジメント研究科

career path
2015年
新入社員研修を経て、ITマネジメントユニットに配属
カタール向け製油所拡張工事現場にて現場研修
ITマネジメントユニット プロジェクトIMセクションに配属
ロシア向けLNGプラント IM(Information Management)チームにてData Handover業務を担当
2016年
EPC統合システムセクションに異動
プロジェクト遂行に関わるITシステムの管理を担当

入社を決めた理由は?

この業界を志した理由は、"世界中の様々な企業とそこで働く多くの人々と協力して世界各地でプラントを建設し、人間の生活に必要不可欠なエネルギーを生み出す"、そんなスケールの大きさに惹かれたからです。海外赴任者の多さや、国際色豊かな業務環境もとても魅力的に感じました。運よく参加できたCHIYODAのインターンシップでは、プラント関係の展示会に出席し、プラントを構成するポンプやバルブ等の大きさや、それに関わる人の多さなど、この業界のスケール感を体感して圧倒されました。

この業界内でCHIYODAを選んだ理由はいくつかありますが、その中でも一番の決め手は、実際にお会いした先輩社員の方々に惹かれたからです。就職活動中によく聞いた話ですが、CHIYODAの社員は本当に楽しそうに自身の仕事の話をします。年齢や役職、仕事の大きさに関わらず、成功体験や失敗体験を楽しそうに話す姿は、見ていて心惹かれるものがありました。"この人達のように楽しんで仕事をしたい"、"この人達と一緒に仕事がしたい"そう思い、CHIYODAを選びました。

現在の仕事内容

私は現在、EPC統合システムセクションとプロジェクトIMセクションという二つのセクションの業務を担当しています。
EPC統合システムセクションの役割は、プロジェクト遂行に関わるITシステムの企画・開発・運用です。設計各部と連携を取りながら、ITの切り口でプロジェクトの最適化を図ることです。私の担当は、あるITツールのライセンスの管理、3D関連のITツールの企画、開発管理、運用等です。設計各部の業務フローや、各種設計で扱うITツールの知識が必要になる為、所属部署以外のことも知る必要があります。日々学ぶことが多いです。

プロジェクトIMセクションの役割は、プロジェクトで扱うITツールの選定やITインフラの構築、データハンドオーバーです。IMとは、Information Managementの略です。プラントに関わる全ての情報とその品質を管理するという意味です。我々コントラクターは、顧客に納める成果物としてプラント本体だけでなく、プラントに関わる全ての情報も納めます。プラントに関わる全ての情報を納めることを、データハンドオーバーといいます。私はロシア向けLNGプラントにおける、データハンドオーバー業務を担当しています。設計各部や世界中のベンダーから、顧客が求める品質を満たした情報を集めます。集めたデータは、顧客が安全にプラントを運転し保守する為に活用されます。プラントを構成する配管、機械そして電気、計装品などの多くの種類の情報を扱うの為、幅広い知識が必要です。

仕事のやりがいは?

CHIYODAで働く醍醐味は、"様々なエンジニアが一丸となってひとつのプロジェクトを遂行すること"です。
私がデータハンドオーバー業務を担当しているロシア向けLNGプラント建設プロジェクトでは、この醍醐味を十二分に感じています。データハンドオーバー業務は、世界中のベンダーから建設するプラントに関わる"情報(データ)"を集めます。ベンダーの中には、"モノ"を納めることに注力し、"情報"を納めることが疎かになる会社も少なくありません。そのようなベンダーの場合、根気強く待っていても情報を納めてくれることはありません。こちらからベンダーに対してアクションを起こしていく必要があります。ベンダーには、基本的にメールや電話で催促を行います。しかし、それでも足りない場合にはベンダーのオフィスや現場にまで足を運び、IM担当者が自ら情報を集めます。このような業務は、IMチームだけの力では到底できません。プロジェクトチーム全て(機械や電気、計器等の設計部門、調達等)の協力を得ながら行います。JV(Joint Venture)パートナーの協力も不可欠です。

JVパートナーのIMマネージャーの言葉で、好きな言葉があります。それは、"You are NOT alone!!"です。その言葉の通り、自分で動くだけでは少しずつしか情報は集まりませんが、周りの協力を得ればその分何倍もの情報が集まってきます。世界各国の様々な分野のエンジニアから協力を得ながら集めた情報だと思うと、集めた情報が何倍にも重く感じます。会社や国籍、考え方も違う人々が協力しながら課題を一つひとつ解決し、ひとつのゴールを目指す、CHIYODAで働く醍醐味のひとつですね。

my dream

my dream

目標は、私の周りのベテランエンジニアの方々です。私の所属する部署には、ずっとITばかりやってきたエンジニアの方はほとんどいません。元々は配管や計装、プロセスエンジニアといったバックグラウンドを持った方ばかりです。様々なバックグラウンドを持っているからこそ、EPCワークフローの全体を俯瞰でき、ITの切り口から設計やプロジェクト業務の品質向上、時間・コストの短縮に貢献することができているのだと感じます。
様々なITの知識を吸収することはもちろん必要ですが、それだけではダメだと思っています。それ以上に、実際の設計業務やプロジェクト業務を経験し、理解することが重要です。チャンスがあれば、他部署、プロジェクトチームやグループ会社などで実際の業務をいくつか経験し、エンジニアとしての幅を広げたいと思っています。"設計の分かるIT・IMエンジニア"を目指して今後も業務に取り組んでいきたいですね。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。