社員紹介

荒勝 文雄
  • 土木建築系

荒勝 文雄

海外LNGプロジェクトチーム

2009年入社 工学研究科 都市・建築学専攻

career path
2009年

新入社員研修(カタールにおける現場研修を含む)を経て、土木建築設計部に配属

2010年
シンガポール向け脱硫装置増強工事 建築設計担当
2011年

オーストラリア向け天然ガス液化設備基本設計業務 建築設計担当

2012年

パプアニューギニア向け天然ガス液化設備建設工事 現場赴任(建築工事担当)

2013年

日本国内某製油所向け残油処理設備新設工事積算業務 土木・建築積算担当

2014年

ロシア向けLNGプラント 機器モジュール構造物建築設計及びモジュールヤード設計監理担当

2017年

インドネシア向けLNGプラント ビルディング設計担当として赴任

2018年

国内製薬会社向け医薬品⼯場建設⼯事 プロジェクトエンジニアとして従事

2020年

アメリカ向けLNGプラント ビルディング設計担当として赴任

入社を決めた理由は?

大学では建築学を専攻しており、卒業後は建築設計に関わる仕事に携わりたいという漠然とした考えを持っていました。しかし就職活動を進めるうちに、街中の商業施設や公共施設よりも、エネルギー、環境、医療関連など社会貢献性の高い施設の建設に携わりたいと思うようになりました。そこで、国内外において数多くのプラント施設を手掛けているCHIYODAに興味を持ちました。

他のプラントエンジニアリング企業やエネルギー関連企業も訪問しましたが、CHIYODAの業務内容が自分の思い描くエンジニア像に最も近かったこと、そして会社訪問した際に自由で活気のある社風に魅力を感じたことから入社を決意しました。

また、土木学科出身者には比較的知名度の高いプラント業界ですが、建築学科出身者であっても建築物だけでなく、土木に関わる設計・建設に携わることもあり幅広い分野において活躍しています。

現在の仕事内容

私の所属する土木・建築設計部はその名の通りプラント内の土木・建築構造物を設計する部署です。土木・建築構造物にはプラント内の機器や配管を支えるコンクリート基礎や鉄架構、道路や排水設備、その他ではプラント内の事務所や制御室などの建築物があります。現在は国内におけるプラントの土木・建築の設計を行う部署に所属しており、次のプロジェクトを受注するための積算業務を担当しています。今後はそのプロジェクトの詳細設計を担当する予定で、現場の工事管理に関わる可能性もあります。CHIYODAでは、一人の担当エンジニアが設計から工事まで一貫して一つのプロジェクトに携わるチャンスが多くあります。このような業務の遂行形態を取る建設会社は稀ですが、一担当者が責任を持って最後まで担当することは、エンジニアとしての経験だけでなく顧客からの信頼感にも繋がり、大きな魅力であると感じています。

仕事のやりがいは?

2013年の2月までパプアニューギニアの現場に赴任していました。本社での設計業務だけでなく、国内外の現場に赴任して現場工事管理を行うチャンスがあることもCHIYODAの大きな魅力であると思います。現場では主に、エンジニアとして設計で作成した図面の通りに建設できているか、また設計に不足や修正が必要な場合の対応業務を担当しました。建設現場は常に動いており、厳しい納期の中で工事が遂行されるため、一つのミスや図面完成の遅れが工事の遅れに直結します。そのため、迅速な対応が常に求められており、緊張感のある業務となりますが、その分工事が進んだ際には大きな達成感を得ることができます。若手のエンジニアでも自分で判断して業務を遂行する機会が多くあるので、やりがいを感じることができる一方で難しさを感じるときもありますが、上司に分からないことを気軽に聞くことができる社風なので助かっています。

my dream

my dream

現在の目標は、土木・建築の設計業務全般を幅広く担当できるエンジニアになることです。関連する基礎知識を習得することはもちろんですが、設計の主旨や自分の考えを的確に説明し、相手に伝えることも重要であると思います。プラントに関わる土木・建築設計だけでも幅広い領域があり、国内外の各プロジェクトにおいてはそれぞれ異なる地域特性や顧客の要求、業務範囲があり、一つとして同じ仕事はありません。そのたびに経験したことのない新しい事柄に取り組むことになりますが、一つ一つの問題に対してしっかりと方針を立て、問題点を把握して、解決策を提案していくことができるエンジニアになりたいですね。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。