社員紹介

山根 悠介
  • 電気系

山根 悠介

制御システム設計部

2017年入社 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻

career path
2017年
新入社員研修を経て、制御システム設計部に配属
燃料電池触媒工場建設現場にて現場研修(国内)

アメリカ向けエチレンプラント 計装工事基本設計(FEED)

2018年

オーストラリア向けLNGプラント 用発電プラント制御システム設計(EPC)

2019年

アメリカ向けLNGプラント 制御システム設計(EPC)

入社を決めた理由は?

「チームで作り上げるスケールの大きな仕事」、「海外で様々な国の人との仕事」、「世の中に不可欠なエネルギーに関わる仕事」がしたいという3つの軸から、プラントエンジニアリング業界を志望しました。
会社説明会やインターンシップ、社員訪問で、社内だけでなく海外ベンダーや顧客と密接に関わる機会が多いということ、また設計したエンジニア自身が現場やベンダー工場に行く機会が多いことを知り、さらにこの業界の仕事に惹かれていきました。
CHIYODAについては、若いうちから責任のある仕事を任せてもらえるという点、そして何より説明会やインターンシップで実際に会った社員が魅力的だった点が印象的です。就職活動中に関わったCHIYODAの社員が楽しそうに会社や業務の話をしており、自分もこのように楽しんで仕事をしたいと思ったことが一番の決め手となりCHIYODAを志望しました。

現在の仕事内容

私は現在アメリカ向けLNGプラントの制御システムの設計を行っています。制御システム設計部の業務は、プラントを安定・安全に運転するための要求事項を作りこみ、実装することです。具体的には、プラント内の温度や圧力、流量といった状態を知るための計測機器や操作端となるバルブの設計、計器からの入力をもとに操作量の計算/判断をする制御システム(コントローラ)の設計、実際に計器やシステムを据え付けるための計装工事設計を行います。
現在行っている制御システム設計は、その中の主にコントローラにあたる部分の設計です。
プロセス要求や機器の情報をもとにシステムに対してどのような入力があり、何を出力するのか、出力するためにどのような計算が必要なのかを設計します。システム設計というとプログラミングを思い浮かべる人が多いかと思いますが、実際にプログラミング(システムを作る)を行うのはシステムベンダーであり、コントラクターの行うシステム設計はベンダーへのインプットとなる要求や仕様を決め、ベンダーが作ったものをテストし、制御システムを現場に納めることです。制御の業務では他部署やベンダーとの関わりも多く、日々システムベンダーや他部署とコミュニケーションをとりながら業務を行っています。

仕事のやりがいは?

多くの人と一つのチームとして、大きなプロジェクトを遂行していくこと、若手から責任のある仕事を任せてもらえることです。
私は3年目から現在にかけてアメリカ向けLNGプラントの設計業務を行っていますが、初めて一から行うEPC業務にも関わらずチームリーダーという立場として、自分自身が設計を行うだけでなく、顧客との打ち合わせやスケジュール管理、メンバーの業務の取り纏めも行っています。
経験も浅く知識も乏しかったため、最初は不安でしたが、周りの先輩方のサポートを受けながら日々成長と充実感を覚え業務に取り組んでいます。
同じオフィスにいる様々な国籍のチームメンバーや、フィリピンやインドにあるグループ会社の現地メンバーとともに業務を行う中、文化が異なり様々な意見が出てくるため一筋縄にはいかないこともあります。しかし、このように国籍や文化が異なるメンバーとチームとして一つ一つ目標を達成していくのは非常に楽しく、CHIYODAの醍醐味の一つです。

my dream

my dream

直近の目標は、現在設計業務を行っているプロジェクトで現場赴任し、自分が設計した物の現場工事に携わり、最終的にプラントが稼働する場面を見ることです。
入社当時から、制御システム設計部で自分の基礎となる技術的知識の習得、経験をし、いずれはプロジェクトマネジメントをしたいという想いがあります。
今後は制御システム設計部のエンジニアとして、設計業務や現場業務から技術的知識を習得し、またチームリーダーやリードエンジニアの経験を積むことで他分野の知識やマネジメント能力も習得し、最終的にはプロジェクト全体を俯瞰できるプロジェクトキーパーソンとなってプラントを作り上げることが目標です。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。