社員紹介

武島 幸太郎
  • 機械系

武島 幸太郎

海外LNGプロジェクトチーム

2013年入社 工学院 エネルギー環境システム専攻

career path
2013年
新入社員研修を経て、機械設計部に配属
マレーシア向け多結晶シリコン製造プラントにて現場研修(コミッショニングGr.)
2014年
トルクメニスタン向けGTLプラントEPC積算業務 プロジェクトエンジニアとして従事
アメリカ向けLNG液化プラントFEED業務 回転機エンジニアとして従事
2015年

イラク向けガス処理プラントリハビリテーションプロジェクト 回転機エンジニアとして従事

2016年

ブルネイ向けSPERA水素積算業務 回転機エンジニアとして従事

2017年

オーストラリア向けLNG液化プラントEPC業務 回転機エンジニアとして従事
(海外赴任 オーストラリア)

2019年

カタール向けLNG液化プラント基本設計/積算業務 回転機エンジニアとして従事

2021年

カタール向けLNG液化プラントEPC業務・メインレフ 回転機エンジニアとして従事
(海外赴任 カタール)

入社を決めた理由は?

就職活動を始めてすぐの頃、「世界に影響を与えるような壮大なことをやってみたい」「言葉も文化も異なる人々と、民族も国籍も関係なく一つの感動を分かち合いたい」そんな漠然とした理由からプラントエンジニアリング業界に興味を持ちました。比較的早くからこの業界に興味を持ったこともあり、運良くCHIYODAのインターンに参加できました。インターンの期間中に出会った先輩社員をはじめ、多くのCHIYODAパーソンから、ダイナミックな仕事の話、海外での苦労話、担当しているプロジェクトの面白さを聞いているうちに、業界の魅力、CHIYODAの魅力にどんどん引きずりこまれていったことを記憶しています。中でも一番記憶に残っているのは、どの社員にも「一番苦しかった時の思い出話があること」です。苦しかった経験の話など触れるのを避けがちかもしれませんが、CHIYODAの社員は違います。皆、その苦しかった経験を「楽しそう」に話すのです。仕事の規模は大きく、責任も重い。そこからくる重圧、苦しさ、そんなものを背負いながらも楽しそうに仕事の苦労話をする先輩。その姿を「カッコイイ、自分も将来こんな社会人になりたい!」と思ったことがCHIYODAを選んだ一番の決め手です。

現在の仕事内容

私は回転機械セクションに所属し、プラント内にある回転機(ポンプ、コンプレッサー、スチームタービン、ガスタービン等)の設計を行っています。現在はカタール向けLNG液化プラントのEPC業務に従事しており、プラントの心臓部の一つであるメインレフコンプレッサー(主冷媒圧縮機)を担当しています。通常、設計段階では横浜での勤務が主ですが、顧客の要望もあり、パートナー企業と共に、カタールのドーハで設計業務を行っています。今はオフィス勤務となりますが、CHIYODAのエンジニアは、担当した機器の設計に始まり、ベンダー(機器メーカー)の工場立ち会い検査、現場における試運転までを担当します。まさに世界を飛び回りながら業務を遂行できる文化があり、エンジニアとして魅力的な環境です。また、社内ではまだ若手・中堅の段階ですが、LNG案件の主要機器を振り当てられ、日々わからないことばかりの中、自分なりに技術資料を調べ、先輩・他部署のエンジニアに相談しながら仕事を進めることができ、「やれるだけやってみろ」という風土を感じます。自分のデスクでPCに向かうだけでなく、海外の顧客、社外のベンダーとのマンツーマンでのミーティング、世界各地とのテレビ会議と”話すエンジニア”としての時間が多いことも特徴だと思います。

仕事のやりがいは?

一言で表すと「世界を近くに感じられる」ところだと思います。例えば入社3年目にして同期を見回してみると、現在の勤務先は、カタール、アメリカ、タイ、フィリピン、中国、オーストラリア、シンガポール、フランス、イギリスと非常に多岐にわたります。先日久しぶりに同期会を企画しましたが、参加者の予定を合わせるだけでも一苦労でした。CHIYODAではよく聞くエピソードです。また部署にかかってくる電話もグローバルです。受話器をとるまでどこの国に繋がっているのかわかりません。ある種の「ドキドキ感」が日々味わえる点は、この職場ならではだと思います。就職活動のとき、携わった商品が海外で使用されているという事実だけではもの足りず、日々世界を相手にまたは世界と共に仕事をしている実感が欲しいと思っていました。そういった意味で今の環境は「世界を感じる」ことができ、私にとって非常に魅力的な職場です。

my dream

my dream

「Takeshima-san, I need your help.」で始まり「Thank you.」で終わる会話。横浜で仕事をしているときも、海外の現場にいるときも、少しでも仲間に貢献できたのだと感じられ、嬉しくなる瞬間です。プラントエンジニアリングの仕事は、プラント自体が様々な技術の融合である性質上、全く違う専門分野の人たちと、一緒に仕事を進めることが大切です。専門分野や国籍を超えた人と、しっかりとコミュニケーションをとることが、プロジェクトを遂行する上で必須となるのです。しかし、プロジェクトが佳境を迎えたとき、トラブルに直面したとき、そんな大切なコミュニケーションが、すれ違いやすい場面が多々あります。立場や言語、文化が違うとなおさらかもしれません。そんな中、プロジェクトの「潤滑油」として機能することで、皆が「I need your help.」と「Thank you.」を気持ちよく言える雰囲気を作りたい。そして最終的には「武島とは気持ちよく仕事ができる」「武島と一緒にプロジェクトを遂行したい」とCHIYODA社内はもちろん、世界各地の人に言ってもらえるようになることが、私の仕事上の目標です。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。