社員紹介

黒石 達也
  • 化学系

黒石 達也

制御システム設計部

2019年入社 理工学研究科 応用化学専攻

career path
2019年
新入社員研修を経て、制御システム設計部に配属
太陽光発電所建設現場にて現場研修(国内)
2020年
アメリカ向けLNGプラント 制御システム設計(EPC)

入社を決めた理由は?

「多国籍の環境でチーム一丸となってプロジェクトに取り組むこと」、そして「世界の環境問題やエネルギー問題に対して大きなものづくりで貢献できること」の2つの軸からプラントエンジニアリング業界を志望しました。その中でもCHIYODAを志望した理由は、世界との競争の中で、LNG分野のリーディングカンパニーとして、60か国以上のプロジェクト実績を誇る高い技術力を持っているためです。さらに、インターンシップや社員訪問を通じて、国籍を問わず様々な社員がエネルギッシュに働いている様子や風通しの良さに魅力を感じました。また、特に制御システム設計部では若手のうちから海外現場に派遣されるという話を伺い、CHIYODAでは入社後早いうちから海外で挑戦する機会を多く得ることができると思い志望しました。

現在の仕事内容

現在は、アメリカ向けLNGプラントの制御システムの設計を行っています。制御システム設計部では、主として1. 計器設計、2. システム設計、3. 計装工事設計の3つ設計を行っています。1では、プラント内を流れるプロセス状態を知るための計器(流量計・圧力計・温度計・液面計など)の設計を行っています。2では、プラントを安定・安全に運転するためのシステム(コントローラ)の設計を行っています。3では、計器やシステムを据え付けるための工事設計を行っています。
私は現在、CHIYODAが設計したシステムの仕様が、ベンダーのシステムに正しく実装されているかを確認するテスト(FAT : Factory Acceptance Test)を行っています。FATでは、設計図書を確認し、ベンダーと英語で密にコミュニケーションをとりながらテストを行います。このように、制御システム設計部では、ベンダーと日々協力し合いながら業務を遂行する機会が多くあります。

仕事のやりがいは?

海外の大きなプロジェクトをチーム一丸となって遂行していくところや、若手のうちから海外に挑戦するチャンスがあり、責任のある仕事を任せてもらえるところです。
私は現在のアメリカ向けLNGプラントプロジェクトにおいて、入社2年目のうちから海外の設計協力会社のエンジニアと業務を遂行したり、ベンダー・顧客との打ち合わせを行ってきました。初めは、未熟な英語力に加え経験や技術的な知識も乏しかったため失敗もありましたが、上司や周りの先輩方のサポートを受けながら、円滑に業務を進められるようになりました。また、2年目の時にアメリカへ出張に行った際には、初めて自分の目で自分が設計に主体的に携わるプラント現場を見ることができ、大きな感動を覚えました。設計だけでなく、現場でチームを率いながら工事・試運転業務に携わることは、オフィスでは味わうことのできない醍醐味であると想像します。

my dream

my dream

私の夢は、海外大型プロジェクトのコンストラクションマネージャーになることです。直近では、制御システム設計部で設計・建設・試運転を一気通貫で経験し、自ら設計したプラントが問題なく稼働する様子に立ち会うことが目標です。私は入社当時から、エンジニアリングだけに留まらずプロジェクト全体を俯瞰してマネジメントしたいという強い想いがあります。海外のプラント現場では数千人~数万人もの人がプロジェクトに携わると聞いており、そのような規模のプロジェクトを「One Team」でリードすることは非常に刺激的であると想像します。
次のプロジェクトでは、これまでの知識や経験だけでなく、幅広い分野において知識を習得し、設計をリードするキーパーソンとしてプロジェクト遂行に貢献していきたいです。そして、自ら設計したプラントが明かりを灯し、力強い音とともに動き出す瞬間を味わいたいです。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。