就職活動ではプラントエンジニアリング業界の他にも、コンサルティング業界、IT業界、建設業界等、多くの企業を訪問しましたが、学生時代に世界のエネルギー需要と地球環境の関わりを研究していた私にとって、日本だけではなく世界規模でエネルギーと環境の両面から"社会の発展"に貢献することを目指すプラントエンジニアリングの世界が一番魅力的に感じました。

その中でもCHIYODAに入社を決めた一番の理由は、自分では想像もつかないような大きな仕事をできると思ったからです。カタールでの世界最大級の液化天然ガス精製プラントの説明を聞いて、将来の自分がこのような大きな仕事に携わる姿を想像した時に、非常に強い高揚感を覚えました。このような仕事に携わることで、社会人として大きく成長していきたいと強く感じたことが、CHIYODAを選んだきっかけになっています。

入社後、プロジェクトのスケジュール・コスト管理、見積業務を中心に携わり、2019年にはアメリカ向けLNG 案件の建設現場でプロジェクトマネージャーの補佐業務を担当しました。
プロジェクトマネージャーの補佐業務では、指示される業務を行うのみならず、自身で現場の状況・問題を拾い上げて将来起こりうることを予想し、プロジェクトマネージャーや関係者に対応策・改善策を提案するように心掛けていました。多忙な日々ではありましたが、プロジェクトマネージャーとしての姿勢・考え方・物の見方など、多くの貴重なことを学ぶことができました。
現在は別のアメリカ向けLNG 案件のタスクチームの一員として、アメリカ支社にて勤務しています。このタスクチームでは設計、法務、財務といった各種専門家に交じって、プロジェクトに発生している種々の問題の解決に当たっています。非常に難しい問題もあり、かつ自身が知らないことも多々あることから苦労が絶えませんが、自身の強みを活かしつつメンバーと綿密にコミュニケーションを取りながら日々の業務に邁進しています。

2011年より担当していたマレーシアのプロジェクトが実質初めての現場勤務となりました。右も左もわからない状態でコントロールマネジャー代行のポジションを任されましたが、上司、他部署の先輩、同じグループのスタッフに助けられながら何とかやりきることができました。若いうちから大きな仕事を任されますが、しっかりサポートしてくれる体制があるのはCHIYODAの良いところだと思います。上司も「どんどんやっていいよ！」と後押ししてくれますし、相談に行くと多くの先輩が真摯に対応してアドバイスをくれますので、仕事がとてもやりやすい環境でした。

このプロジェクトは、ピーク時で10,000人を超えるスタッフと労働者が働きました。私もイギリス人、シンガポール人、フィリピン人、インド人、中国人などなど、様々な国籍の人々とコミュニケーションを取りながら仕事をしていました。色々な文化、価値観や考え方と向き合い、それによって自分の視野が広がっていくことは海外での仕事が多いCHIYODAの醍醐味でしょうね。

また、海外の現場では上司、先輩、同僚と過ごす時間が仕事以外でも多く、仕事後に飲みに誘ってもらったり、休日は街に食事に連れて行ってもらったり、ゴルフに誘ってもらったりしていました。日本にいる時以上に多くの人と多くの時間を共有できるのは現場の業務ならではだと思います。