社員紹介

渡邉 翔大
  • IT・情報工学系

渡邉 翔大

海外プロジェクト IT関連担当

2008年入社 電気通信学部情報通信工学科

career path
2008年
新入社員研修を経て、プロジェクトコントロール部に配属
2009年
パプアニューギニア向けLNGプロジェクト プロポーザル作成業務担当
2010年
カタール向けLNGプロジェクト 建設現場にてコントロール業務担当
2012年
ITマネジメント部に異動。社内ITシステムの企画・導入担当
2015年
プロジェクトITシステムの計画業務担当
2019年
アメリカのグループ会社に出向 海外プロジェクトIT関連担当

入社を決めた理由は?

プラントエンジニアリング業界には、新しいテクノロジーの開発・採用といった技術的な観点での興味深さと、多国籍で多くのメンバーが関わる大規模プロジェクトでのマネジメントという異文化コミュニケーション的な観点での面白さがあると感じました。会社説明会では、自分の専攻した分野からは馴染みのない分野の話を聞いて強く関心を引かれ、国名を聞いても想像ができないような場所で働くということには心躍るものがありました。CHIYODAの社員は年代を問わず仕事を楽しんでいる人が多いという印象を持ちました。会社説明会だけでなく、OB訪問や面接の場でも仕事の話を楽しそうにする様子をみて素直にいいなと思いましたし、年齢や肩書に関係なくお互いを尊重している姿勢が好印象でした。当時、CHIYODAではトップが"Respect each other"という標語を掲げていましたが、お会いした社員からはまさにそのような態度を感じました。

現在の仕事内容

ITマネジメント部にはコーポレート系とプロジェクト系の2つのセクションがあります。コーポレート系のセクションでは、人事、財務、情報管理といった社内システムとそれらのインフラストラクチャを担当範囲としてシステムの将来像を描き、会社運営を円滑にするシステムを適切なコストで構築、運用していくことが使命です。システムの運用ルールを策定したり、国内外のグループ会社を含めた標準化を進めたり、関連部署との協議を重ねて方針を決めて運用していくことも主な仕事です。メンバーは常に複数の案件を平行して進めていますが、私はクラウドコンピューティングを活用したプロジェクト向けアプリケーションの構築などを担当しています。プロジェクト系のセクションでは、主に海外FEED/EPCプロジェクトにおいて IT Manager としてプロジェクトで使用するITツールの選定や運用方針の策定、顧客やJVパートナーとの日々の調整など、プロジェクトに関するIT全般を担っています。

仕事のやりがいは?

責任の大きな仕事を任されるところです。たとえ自分の能力が足りていないと思っても、自分以外にやる人がいないので自分が何とかするしかないという状況になります。もちろん、助言や指導を求めればまわりの人達はサポートしてくれますが、最後は自分が覚悟を決めてやるしかないという場面が入社1, 2年目で出てきます。カタールのLNGプロジェクトの現場で、プロジェクトのスケジュールやコスト管理を行うコントロールグループで顧客向けのレポート作成を担当していたときのことです。ふだんはグループのマネージャ、チームリーダー、私の3人で協力しながら仕事を進めていたのですが、あるときマネージャとリーダーが同時期に2週間程度の休暇をとったことがありました。2人の休暇中に、プロジェクト遂行上、極めて重要なレターを私のグループから顧客に提出する状況になりました。私はそのレターの重要性から、上司が休暇から戻ってから相談しようと考えていたのですが、プロジェクトチームのトップであるプロジェクトディレクターから「今はお前以外にやる人がいないんだから、お前がやるんだ!」という力強い言葉をもらいました。その一言で「自分がそこまでやっていいんだ」と思い、自分のベストを尽くしてレターを仕上げました。後日、その仕事内容をマネージャとリーダーから高く評価してもらい自分の自信になりました。あらためて自分の役割や存在価値について考え直し、ポジションや経験不足を気にしすぎて自分で仕事に壁をつくらないことを意識するようになり、どうやったらプロジェクトにより貢献出来るかを考えるようになりました。

my dream

my dream

今はバックオフィス部門でプロジェクトを支える業務を担当しています。プロジェクトに関わるメンバーがより効率良く働けるように、また多様性を受け入れて様々な働き方が可能になり、1人ひとりがパフォーマンスを少しでも上げられるような環境づくりを情報技術の面から支援していくのが役割だと思っています。また、常に進化を続ける情報技術をフォローしながら、次にプロジェクトチームに加わったときにプロジェクトに対してより多くの貢献ができるように準備しておきたいです。

※掲載社員の所属・仕事内容は人事異動・組織変更により変更になる場合があります。